今回は、在宅ワーク歴4年の筆者がこれまでの経験をふまえ、迫りくる夏休みの対処方法を考えてみました。
今回の記事でわかること
在宅ワークをしながら夏休みを上手く乗り越えるアイデアと「簡単な」方法
この記事を書いているのは
ぼっちと申します。
2019年からWEBライターをしています。
悩みに悩んで10年以上続けた正社員を退職した後、パート・育児と両立しながらWEBライターの道へ。
その後収入を伸ばし、半年後にパートをやめることができました。
子供を抱えながらの仕事で悩んでいる主婦に向けて、WEBライターや副業の始め方を中心に情報発信しています。
夏休みというのは、もちろん子どもの夏休みです。
共働きの家庭では、子どもの夏休みにとても苦労されて対処している場合も多いでしょう。
夫婦が外勤の場合は日中に両親とも不在となるため、子どもはお弁当を持たせて学童に預けたり、自分の両親(おじいちゃん・おばあちゃん)に見てもらったり。
本当に大変です。
いっぽう在宅ワークは家で仕事ができるので外勤の方に比べて負担が軽減される場合が多いですが、やはり【在宅ゆえの大変さ】を感じることも多々あります。
一番は【集中して仕事ができなくなる】ということです。
また家族の理解が得られていないと非常に仕事がしづらいです。
夏休みで家族が全員そろっているときに「仕事が…」と言って自室にこもることに罪悪感を感じてしまったり。
在宅ワークを始めたばかりの人には、そんな人も多いのではないかと思います。
在宅ワーク主婦にとって夏休みはなぜ恐怖なのか
在宅ワークの主婦にとって、子どもの夏休みはどうして恐怖なのか考えてみました。
仕事に集中することが難しくなる
まず第一に、仕事の時間を確保するのが難しくなります。
普段のスケジュールを表にすると…
時刻 | 活動内容 |
---|---|
5:00 | 起床(朝活するとき) |
5:20~6:30 | 【在宅ワーク】 |
6:30~ | コーヒーを淹れる |
7:00前後 | 子ども起床、旦那さんだけ先に朝食 |
7:20~ | 子どもと朝食、旦那さんは出勤 |
8:00 | 子ども登校時間 |
8:00~8:30 | 家事 |
8:30~12:00 | 【在宅ワーク】 |
12:00~13:00 | 昼ご飯と休憩 |
13:00~14:00 | 【在宅ワーク】 |
14:30~ | 子どもが帰宅 |
15:00~16:00 | 【在宅ワーク】(しない時もあり) |
16:00~17:00 | 買い物や家事など |
22:00 | 就寝(夜ブログを書くこともあり) |
子どもを学校に送り出してからの午前中、一人で集中して仕事をしています。
サッと簡単に昼ごはんを食べた後も、14時くらいまではまた集中。
子どもが帰ってきたら迎えますが、だいたい平日は友達とすぐに遊びに行ってしまうので、また30分~1時間ほどは仕事に集中。
夕方から家事や買い物をして、その後仕事をすることはあまりありません。
何もなければ、普段の平日は5~6時間は集中して仕事ができています。
それが夏休みになると、ずっと子どもが家にいるのでこのスケジュール感では仕事ができなくなります。
子どもが家にいると、子どもの事が気になって仕事が進みません。
その逆もあります。まだ終わっていない案件があるとその事ばかり考えてしまい、子どもと遊んでいても気もそぞろ…。
もっと仕事とプライベートをハッキリと区別できれば良いのですが、難しいと感じています。
子どもも家でやることが無くなると、こちらが仕事していようが「ヒマ!ヒマすぎる~!」と連呼しだします。
小学生とはいえ、まだまだ一人で工夫して時間を過ごすことは難しいようです。
かといって、ゲームばかりやらせてしまうのはいかがなものか…。
子どもの宿題が気になる
次の恐怖としては、夏休みの宿題です。
夏休みの宿題が多すぎるという問題はまた別の話になってきますが、子どもが一人では取り組めない宿題が多いと感じてしまいます。
特に自由研究。
小学校も高学年になれば全て一人で考えて一人で完結できるようになるのでしょうか?
というより、一人で完結できるくらいの自由研究をすればいいんでしょうけど…
うちの子どもはアイデアこそ出してきますが、やっぱりまだ親の助けが必要で、昨年まではがっつり一緒にやっていました。
今年からはそろそろ手伝いではなくアドバイスくらいに抑えてみようかと思案中。
自由研究のほかにもドリルなど宿題が多く、親はそのディレクションが地味に大変ですよね。
一人でさっさとやってくれたらいいんですが、うちの子は宿題大嫌いなもので、今から夏休みの事を思うと憂鬱です。
あんまり口うるさいお母さんにはなりたくないしなー。
ついつい口出し…子どもにも自分にも良くない状況
そんな子どもが家にいる時間が増えると、その分小言が多くなってしまいます。
「早く宿題しなさいよー」
「ゲームばっかりしない!」
「またYoutubeばっかり観てる!」
小言が多くなると、親もストレスですが子どもはもっとストレスに感じるでしょう。
ダメなところばかりを突っつかれていたら、誰でもイヤになりますよね。
子どもって不思議なもので、あんまり小言を言われ続けてると聞こえなくなるみたいです。
母親はワーワーと小言を言い、子どもはそれを左に受け流す…という最悪の状況にもなりかねません。
子どもの健やかな心の成長のためにも口出しは最小限にとどめたいものですが、長い夏休みはどうなることか…。
3食バランスの取れたご飯を作らねばならない
最後は、ご飯問題です。
朝起きてごはんを作って食べさせたと思ったら、あっという間に昼ごはんの時間がやってきます。
そして夜も…
「そして夜も・・・」やないがな。
人間て、なぜ1日に三食も食べなくちゃならないんだろう
1日一食だったら毎日楽なのになあ。。と考えても無駄な事をぼんやり考えているうちに、夏休みはやってきます。
3食、バランスの取れた食事を子どもに食べさせなくてはなりません。
普段在宅ワークの合間に食べる一人の昼ご飯は、とっても簡素なものです。
昨晩の残り物であったり、うどんなどサッと作れてすぐ食べられるものが多いですね。
夏休みはそれができないので、今から恐怖なのです。
在宅ワークしながら子どもの夏休みを上手く乗り越える5つの方法
それでは私の在宅ワーク歴4年で実践してきた中で、夏休みを上手く乗り越える方法として効果的だったものを5つ紹介します。
朝活・夜活を有効活用
「朝活」は、世間でも定番になりつつありますね。
私もブログを始めてからは朝活をすることが多くなりました。
ブログ開始から100日連続して朝活してみたら割と習慣づいて、今も週に何回かはしています。
私の場合夜はどうしても眠くなってしまうので、だいたい子どもと同じ時間には寝てしまうんですよ。
そしたら5時にはスッキリ起きられます。
朝カーテンを開けて外の景色を見ると、やる気が湧いてくるんですよね!なんとも不思議です…。
人によっては夜に集中できる場合もありますので、自分に合った方法で良いと思います。
2時間一人で集中出来る時間があれば、ひと仕事できますよね。
私の朝活のお供は、この黒ゴマラテ。
パウダー状で溶けやすく、牛乳でも豆乳でもとても美味しく出来上がります。
国産の素焚糖(すだきとう)でほんのり甘くて、朝一で飲むにはぴったりです。お肌にも良さそう!
私は豆乳に混ぜて、毎朝欠かさず飲んでいます。
夏休みもこのお供と一緒に、朝活に励もうと思います。
子ども部屋を常にきれいにしておく
子ども部屋を常にきれいにしておく理由は以下の通り。
子どもが勉強にも遊びにも、スムーズにストレスなく取りかかることができる
散らかった部屋はストレスを生み、キレイな部屋は集中力とやる気をUPさせます。
在宅ワークにどうしても集中したい時には、できれば別々の空間で過ごしたいもの。
子ども部屋をいつもきれいにしておけば、子どももなんとなくルンルン気分でお部屋に入ってくれる気がしています。
もちろんベッドもキレイに整えて、見た目で(お!キレイな部屋だなあ!)と満足できることがポイント。
在宅ワークを快適に行うには、まず部屋を快適に整える!
これはとても簡単で効果のある方法だと思います。
ちなみに我が家の子ども部屋は、すーぐ散らかります。
うちの子はもう小学中学年になりますが、まだ怪獣とかフィギュア?とかで戦いごっこして遊ぶんですよね。
(一人っ子なので右手と左手で遊んでいます。)
そして遊んだ後は人形たちが散乱…。
すごい異種格闘技戦。。。どういう設定で遊んでるんだろう?
終わったら片づけて、と1回は言いますが、なかなか片付けてはくれませんね。
怒るのも疲れるし、前述したように夏休みの小言は子どもにもストレスだと思うので、1回言ってやらなければ「一緒に片づけよう!」といって手伝っています。
子どものおもちゃは、かなりかさばります。
特にコイツとか
無駄にしっぽが長くておもちゃ箱に収まらないよー
収納のボックスにはおさまらないものが多いので、我が家ではこちらを愛用。
遊び終わったらポンポン放り込むだけだし、部屋に鎮座している様子も可愛いので◎。
小さな子どもも片づけやすいのでおすすめですよ。
献立は一切自分で考えずにアプリに頼る
朝は、おにぎりと具だくさんみそ汁があれば十分。
おにぎりにするのも手間であればごはんと梅干でもいいですよね。
私の場合は子どもが起きる前におにぎりを作っておいて、起きたらみそ汁を温めて出します。
朝はちゃっちゃと食べてもらう感じでいいんじゃないでしょうか。
それにフルーツをプラスすれば糖分補給もOK。
昼と夜のご飯は、一切自分で考えることを放棄してアプリに頼っています。
DELISH KITCHENというサイトがありますが、スマホアプリがとても使いやすくて重宝していますよ。
おすすめの献立を表示してくれるのですが、気に入らなければ一品だけ別のものにタッチ一つで変更できます。
レシピに必要な材料はそのままチェック付きの買い物リストにも保存ができて超便利!
家にあるものはチェックを入れておき、残りの必要なものをスーパーで買うだけ。
家族には「何食べたい?」とも聞かないし、「今日これにするよ~」ともいいませんww
そんなこと言うものなら
息子「えー!!カレーがいい!!」
(息子は何が食べたい?と聞くと、ほぼカレーと答える)
旦那「なんでもいいけど、美味しいものがイイな☆」
(これが一番困るし、若干いらっとする)
家族にはお伺いをたてず、アプリにおまかせで献立決定です。
その代わり、料理は愛情込めますからね。
スケジュールを立てて仕事する日としない日のメリハリをつける
スケジュールを具体的に書き出すのはすごく重要。
コチラの記事にも少し書きましたが、スケジュール表を目につくところに置いておき、そこにおおまかなタスクを書き込んでおくだけで仕事の達成率が高くなります。
タスク=やらなきゃいけない
と認識するので、終わらせるまで気になってしまうんです。
これを逆手にとって、夏休みはスケジュールをゆるめに組みます。
(もちろん事前に仕事量を調整して減らしておくことは必要ですが)
スケジュールにタスクを詰め込むのではなくて、仕事する日としない日を明確にしておくと
(今日は何も仕事やらなくていいんだ!)とスッキリした気持ちになるので、仕事をしないことへの罪悪感がありません。
メリハリをつけることで、子どもにとっても良い影響が。
ちょこちょこと隙をみて仕事をするよりも、「今日はお仕事があるからね」と宣言してがっつりと取り組むほうが、子どももすんなりと受け入れてくれることが多いと感じます。
もちろん、夏休みといえども仕事量が減らせない!という方は難しいですが、出来そうな場合はやってみてくださいね。
子どもが宿題をしている時間に一緒に仕事をする
うちではこれが結構効果があります。
「さあ!ママもお仕事頑張るから、〇〇(子の名前)も一緒に宿題やろう!?」と声掛けして。
「ほらほら、美味しいジュースを飲みながら、ひと仕事やろう~っと。〇〇の宿題とママの仕事、どっちが早く終わるかなあ」
子どもって気分が乗るとすごい集中力を発揮してくれます。
「やりなさい!」の小言ばかりではなく、子どもが少しでもやる気を見せたらすかさず褒めるなどの対応も大切ですよね。
たまには宿題をする子どもの隣で並んで仕事をするのもおすすめです。
「ママってキーボード打つの早いでしょー!!すごいやろ?」
とか話しかけてると、最初は「すごーい」とか言ってくれるんですが、途中から「集中できないよ~」と迷惑がられたり(笑
仕事をしている姿を見せて「ママはこうやって仕事をして収入、お金を得ているんだよ」と伝えると、思ったよりも尊敬のまなざしで見てくれたりもします。
ちなみに仕事のことをきちんと伝えていなかった数年前は、仕事をしていても「ママはパソコンして遊んでる」と思っていたらしいです‥。
一緒に並んで作業をすると一体感が生まれてお互いのやる気もUPすることがあるので、この方法はおすすめですよ。
また、親子でおおまかなタイムスケジュールを決めておくと良いです。
「午前9時から10時と、午後13時~14時はお仕事&宿題タイム」と決めるなど。
二人で頑張ろうね~!という感じで毎日のルーティン化できれば最高です。
在宅ワーク主婦の夏休みのために、事前に仕事量を減らしておこう
恐怖の夏休みを乗り切るために色々と考えてはいますが、結局仕事を減らして家族のために過ごす時間を優先させることが大事ですよね。
私はWEBライターのお仕事の場合、前もってクライアントに伝えています。
子どもがいることなども事前に伝えているので、夏休み前は仕事をセーブすることが可能です。
調整がなかなか難しいという方も入らっしゃると思いますが、無理なスケジュールを組むと後で大変な思いをすることになるので、前もって対処しておきましょう。
在宅ワーク主婦の私が「子どもとの夏休みを優先させよう」と改めて思った出来事とは
個人的な体験なのですが、つい最近、子どもとの時間ってかけがえのないものだなと痛感した出来事がありました。
うちの旦那さんが最近キャンプにハマってるんですね。
それは良いのですが、しんどいのが…ちょいちょい一緒にキャンプに行かなくてはならないこと。
私はインドア派で家にいることが好きですし、テントではほとんど寝られないんです。
帰ってきてからの激しい疲れと後片付けもしんどい。
だからキャンプは行っても1年に1回くらいで大満足なのですが、今年はもうすでに、春から3回ほど行ってる。
話がちょっとずれましたね。
先日、そんな旦那がふもとっぱら(富士山の裾野)にキャンプに行こうと言うので今回ばかりは「ライターの仕事が終わらなくて。。」と断ってしまいました。
結局、旦那は息子と「男二人キャンプ」へ。
実は、旦那と息子が泊りで二人きりで出かけるのは初めてのこと。
二人の乗った車を見送るときに、恥ずかしながら私はガチ泣きしてしまいまして(息子と離れるのが寂しい&心配)。
息子が「ママ泣いてる(笑)。大丈夫だよ!!」と、しっかりとした少年の顔つきで手を振る姿を見て、また涙が。。。
家に戻った後も一人でしばらく泣きました。
そんなんなるなら、行ったらええやん!
ほんとに、行ったらよかった。
その日の夜のキャンプ場は、通称「ふもとっぱらの洗礼」といわれている20メートル近い暴風が吹いているとの情報が!
こちらは心配で眠れません。(テントが飛ばされて怖くて泣いているんじゃないかとか想像し、いつ連絡がきてもいいようにスマホを握りしめておりました)
一時的ではあったもののハードな夜をテントでやり過ごし、息子はまたひとつ成長して帰ってきました。
翌朝は穏やかに晴れ、富士山もその雄大な姿を見せてくれたそうです。息子は間近で富士山を見て圧倒され、深く感動した様子。
帰宅後息子に「ママも一緒にキャンプ行ったらよかったのに…!あの富士山のすごさは、写真じゃ伝わらないんだよ!」と言われて、
(ああ、やっぱり息子の初めての感動を共有したかった)と後悔しました。
やはり夏休みはできるだけ、子どもを優先させたいなと思った出来事でした。
子どもって一日でぐっと成長するんですね。今の成長期、本当に貴重な時間なんだなと実感しています。
最後に:子どもとの”今”を大切に。夏休みの在宅ワークを上手く調整して楽しくすごそう!
今回は恐怖の夏休みと題して記事を書いてまいりましたが、「恐怖」はちょっと言い過ぎたかもしれませんね。
そもそも私が在宅ワークを始めた理由のひとつには、子どもとの時間を優先させたかったということが挙げられます。
しかしいざ在宅ワークを始めると、仕事モードとプライベートの境目が曖昧になってきます。
仕事中に子どもに話しかけられても「あとにして!」と言ってしまって後悔することも。
夏休みをきっかけに、働き方を再考してみるのも良いかもしれません。
夏休みは子どもと一緒にいられる時間が長いので、単純に幸せな期間でもあります。
それに子どもはすぐに大きくなってしまいます。
私が在宅で仕事を始めたのは子どもが保育園の頃からですが、年々子どもに手がかからなくなり、在宅ワークもしやすくなってきているのを感じます。
もうあと数年もすれば、親とべったりと夏休みを過ごすこともなくなるでしょう。そしたら在宅ワークやりたい放題…。
それはそれで寂しいー!
なるだけ在宅ワークばかりで忙しくならないように上手く調整して、今年も夏休みを過ごしていきましょう。
私も夏休みはブログをあまり更新できなくなりそうですが、頑張って朝活して乗り越えていきたいと思います。
それでは本日はここまでとなります。
日記のような内容になってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました。