WEBライターとブロガーをしています。読者に満足してもらえて、且つ収益を生むような記事が書けるようになりたいです。
売れるアフィリエイト記事を書きたいのですが…
今回は、そんな記事が書きたい人にカチっとハマる「新PASONAの法則」の紹介です。
解説とともにテンプレを公開しています。以下のような記事に使えますのでどうぞ!
- 商品レビュー・紹介記事
- サービスの紹介記事
- アフィリエイトブログの記事
WEBライターでもブロガーでも、記事を書く際は、最終的にWEBマーケティングを成功させることを頭に置かなくてはなりません。
WEBマーケティングというと「お金」とか「稼ぐ」などの単語が浮かんできそうですが、それ以前に大切な事は「いかに人の心に響く文章が書けるか」だと思います。
それをして初めて、モノが売れたりサービスが売れたりするんですよね。
この記事では新PASONAの法則のテンプレートを使って、人の心に残る文章を書くための極意とは何か?を学習してみたいと思います。
私も実際に新PASONAの法則で記事を書いたことがありますが、効果がありましたよ!
【WEBライティングの基礎】分かりやすい記事が書けるPREP法はこちら!
PASONAの法則とは「マーケティング」の法則
この記事で解説しているのは「新」PASONAの法則と呼ばれているものです。
対して「旧」PASONAの法則というものも存在していますので、併せて解説しますね。
「新」PASONAの法則とは
- PASONAの法則とは?
- 経営コンサルタントで作家でもあり、日本を代表するマーケターでもある神田昌典氏が提唱したマーケティング法則の事
PASONAの法則は文章だけではなく、セールストークなどにも活用できます。
- Problem問題
- Affinity親近感
- Solution解決策
- Offer提案
- Narrowingdown絞り込み
- Action行動を促進する
【新PASONAの法則】 | |
---|---|
Problem (問題) | P:冒頭の部分で、読者が抱えている悩みや問題を明確にする(〇〇のようなことで悩んでいませんか?…etc) |
Affinity (親近感) | A:問題に対して寄り添い、共感する(自分も同じような状況だったけれどそれを解決することができた…etc) |
Solution (解決策) | S:解決策を提示。(こんな方法で私は長年の悩みを解決しました…etc) |
Offer (提案) | O:提示した解決策の根拠や効果の証拠を提案。(実際の体験談であったり、実際に使用している他の人の口コミ。他の商品との違い…etc) |
Narrowing down (絞り込み) | N:商品の希少性・限定性を伝えて「今すぐ」行動してもらうよう導く。(今だけ送料無料、期間限定、数量限定…etc) |
Action (行動を促進) | A:最後の読者の行動を促進するため、購入方法や手続き方法を分かりやすく書く。また、行動への呼びかけ(最後の一押し)を行う。 |
悪用注意?PASONAの法則には「新」と「旧」がある
PASONAの法則には「新」と「旧」があります。
違いは、以下の2つです。
「新」の「Affinity(親近感)」が「旧」では「Agitation(扇動)」となっていること
「新」では「So」が「Solution(解決)」と「Offer(提案)」に分かれているが、「旧」では「Solution」としてまとめられていること
「新」PASONAの法則 | 「旧」PASONAの法則 | |
---|---|---|
P | Problem (問題) | Problem (問題) |
A | Affinity (親近感) | Agitation (扇動) |
S | Solution (解決策) | Solution (解決策) |
O | Offer (提案) | ー |
N | Narrowing down (絞り込み) | Narrowing down (絞り込み) |
A | Action (行動を促進) | Action (行動を促進) |
「旧PASONAの法則」は、どちらかというと読者の不安感を煽って人を動かそうとするものです。
「新」ではこの部分が「親近感・共感」となり、「旧」よりもマイルドで丁寧な印象になっていますね。
神田氏が90年代末に生み出したPASONAの法則でしたが、あまりにも効果が大きく、悪用されるケースが多々あったそうです。
特に「PASONAの法則」は、マーケッターの間ではよく知られている法則で、私が17年ほど前に開発したものだが、今まで書籍化を拒んできた。
神田昌典著『稼ぐ言葉の法則――「新・PASONAの法則」と売れる公式41』より
なぜなら、あまりにも効果的かつ即効性があるために、悪用されかねなかったからである。
「PASONAの法則」の内容が微調整されて、「新PASONAの法則」になったわけですね。
私は、売る商品によって使い分けをすればよいと思っています。
過度に不安を煽るのは良くありませんが、適切に使い分けて記事を書いてみましょう。
新PASONAの法則テンプレ―ト【アレンジして使ってね】
ここでは小学生向けの通信教育をおすすめする記事を例に、新PASONAの法則に従ってテンプレート化してみました。
色んな記事にアレンジできますので、使ってみてくださいね。
- 読者ターゲットと紹介する商品
- ターゲットは、宿題すらなかなかやらない小学3年生の男の子を持つ、共働き家庭のママ。
塾に行かずに、なんとか今のうちに学習のクセをつけたいと思っている。
紹介する商品は「小学生向けの、タブレットを使用した通信教育」。
Problem【問題提起】
まず【問題提起】で読者の悩みを挙げます。
【テンプレ:例文】
あなたのお子さん、宿題を毎日イヤイヤやっていませんか?
そして、テストの前日なのにゲームばかり…。
宿題ですらなかなか手を付けない我が子に、勉強しなさい!とつい口を荒げてしまう日々。
そろそろそんな毎日から解放されたいですよね。 …etc
もしここで読者の潜在的な悩みまで明確化できれば、その時点でグッと心をつかむことができますね。
Affinity【親近感】
次に【親近感】で、さらにもう一歩読者の心に踏み込んでみます。
ここで大切なのは「読者に共感すること」です。
先ほど問題提起で挙げた読者の悩みや不安に共感し、読者の気持ちを汲んだ文章を書きます。
【テンプレ:例文】
実は私の息子も全く同じ状況でした。
やればたったの15分程度で終わる宿題も、夜ギリギリまで手を付けない。
明日テストがあるのに、全くやらない。
私が優しく「お母さんも一緒に見るから、少し勉強しよう?」と言ってもダメ。
最終的には「ほら、毎日勉強してくれたら今度このゲーム買ってあげるから!やろう?」と、一番やっちゃいけない「モノで釣る作戦」に出てしまう・・
でも結局それもその時だけで、毎日なんて続かないんですよね。 …etc
以上のような文章で、「そうそう、そうなのよ!」と読者にも共感してもらい、親近感を感じてもらいます。
もし「旧」PASONAの法則で書くなら、ここで読者の「不安感」に共感した文章を入れます。
「旧」PASONAの法則で書くなら?
例)小学校3年生から勉強はぐっと難しくなってきます。周りでは進学塾に行く子たちも増えてきて、ママとしては少し焦りが出てくる頃だと思います。 …etc
Solution【解決策】
共感をしたら、次は【解決策】です。
私はこんな方法で解決したよ!という具体的な解決策を提示します。
同じような立場であると共感してくれた読者は、解決策に興味が湧いているはずです。
【テンプレ:例文】
「いったいどうしたらいいんだろう。もう小学3年生・・・。何かやる気になるスイッチはないのか?」
息子を塾へ行かせることも考えましたが、まだ通う塾は早いという思いと、費用の問題もあります。
重要なのは無理矢理勉強をやらせるのではなく、本人がやりたくなるような状況を作ること。
そこで私は、家でできる通信教育について調べまくりました。
そしてうちの息子にぴったりだと思われる通信教育をいくつかピックアップし、さらに内容を熟考して一つに絞り込みました。
それがこの〇〇(通信教育)です。
これがなんと、あの宿題すらやらなかった息子にドはまりしたのです。
私のような悩みを持っている場合は、かなりおすすめできる通信教育です。 …etc
ちょっと上の文章は大げさに書いているので、若干怪しさが出ていますけど…
(私は子どもに通信教育をさせたことはないのでイマイチ上手く書けませんでした)
基本的に嘘は書いてはいけません。実際に体験したものだからこそ、人の心を動かせる文章が書けるのですから。
あなたが実際に書く場合の【解決策】では、事実に沿って誠実に、丁寧に書いてくださいね。
そうすれば読者はあなたを信用してくれるはずです。
Offer【提案】
解決策を提示したら、次は【提案】です。
解決策と提案は似ていますが、【提案】では先ほど提示した解決策をより具体的に解説していきます。
【提案】で書くのは以下のようなことです。
- 提示した解決策で効果があった根拠や証拠を提示
- 実際の体験談
- 実際に使用している他の人の口コミ
- 他の商品との比較
- 商品のメリット、デメリット
- 商品を使うことでのベネフィット(利益)
【テンプレ:例文】
まず〇〇の通信教育には、子どもが自然とタブレットを手に取ってしまう魅力があるんですね。
子どもの興味を引くコンテンツが豊富で、それが上手く講座内容とリンクしていますから、スッと勉強に入っていけるのです。
同じようにタブレットで勉強できる通信講座はいくつかあります。
他の商品と重要ポイントを比較する表を作成してみました。
~~表は省略~~
うちの子が机に座って今日の算数を復習している…。その後ろ姿には感動すら覚えました。
タブレットで勉強した日の翌日のテストで満点が取れた息子は大喜び。
小さい成功体験が自然と積み重なっていくので、本人のやる気も出やすいようです。
もちろんやらない日もありますが、テストが近くなると自らタブレットを開いていることも! …etc
このように【提案】では読者の「理想の未来」についても想像できるようにします。
そうすることで、「私もその商品が欲しい!」という気持ちが高まることがあるのですね。
Narrowing down【絞り込み】
ここでの「絞り込み」というのは、ターゲットの絞り込みでもあり、商品の付加価値などを提示して絞り込むことでもあります。
【テンプレ:例文】
働いているママが多い昨今、子どもの勉強に付きっ切りというのは難しい人もいると思います。
そんな時に子どもが自らすすんで学習してくれたら嬉しいですよね。
この通信教育は、きっと日々忙しいママの手助けとなることでしょう。
〇月〇日まで、春のキャンペーン中で初月無料となっています。ぜひこの機会に体験してみてくださいね。 …etc
- 働いているママ=ターゲットの絞り込み
- 春のキャンペーン=希少性、限定性の絞り込み
Action【行動を促進】
Action(行動)では申し込みへの壁を取り払い、最後に読者の行動を促します。
分かりやすい申し込み方法や購入方法を記載し、それと当時に最後の背中の一押しをしてあげましょう。
【テンプレ:例文】
お申し込み方法は簡単。こちらの公式サイトより5分程度でお申し込み完了できます。
お得なキャンペーン中に申し込んで、お子さんの学びの春を応援してあげましょう!
読者が申し込む気になっていても、どこから申し込んだらよいのか分からなかったら元も子もありません。
読者に分かりやすいよう、公式サイトへのリンクなども目立つように設置しておきましょう。
新PASONAの法則の疑問|テンプレ通りで記事を書いて上手くいくの?
はい、新PASONAの法則はテンプレに従えば記事が書けますし、効果のある文章が出来上がります。
むしろ最初は、テンプレ通りに書いてみることをおすすめします。
WEBライティングはある程度の型に沿って書いたほうが売れるという、不思議な法則があります。
しかし注意しなくてはならないのは、「セールスのにおいを感じさせないように書く」ということです。
「売りたい」気持ちだけが先走ってしまうと胡散くさい文章になってしまい、読者が離れてしまいますよね。
新PASONAの法則に沿って文章を書く場合、以下のポイントに気を付けてみてください。
- 文章の中に嘘や偽りはないか
- 正しい情報を載せているか
- 情報の根拠を載せているか
- 説明が曖昧ではなく具体的か
嘘や偽りはもっての外ですが、「具体性」も重要なポイントです。
【表現が曖昧で良くない例】
この通信教育にはたくさんの人が満足しています。
【良い例】
独自のアンケートによると、受講者の約80%がこの通信教育に満足しているという結果が出ています。
私もつい曖昧な表現をしてしまうことが多いのですが、なるだけ避けたいです。
自身の体験談だけでなく他の人の口コミを載せたり、客観的にも判断できるよう具体的な根拠をしめすことが売れる記事への近道となるでしょう。
新PASONAの法則|テンプレを使って心に残る記事を書こう
人の心が動かされるには理由があるということが分かりました。
自分が何かを買う時の行動を思い浮かべてみると、とても分かりやすいと思います。
なかなか買わないですよね。
かと思えば、衝動的に買ってしまうこともある。
「よし、買おう!」とスイッチが入る瞬間は人それぞれですが、新PASONAの法則はこういった人間の購買心理をよくついていると思うんですね。
まずはテンプレ通りに記事を書いてみてください。
だんだんとコツがつかめて、自然なセールスライティングができるようになってきます。
それでは最後に「新PASONAの法則」をおさらいして終わりたいと思います。
- Problem問題「読者の悩みを明確化」
- Affinity親近感「読者に共感」
- Solution解決策「悩みの解決」
- Offer提案「解決方法の根拠や証拠」
- NarrowingDown絞り込み「希少性・限定性」
- Action行動を促進する「読者の行動へ最後の一押し」
新PASONAの法則についてもっと詳しく知りたいというかたは、本を一冊読んでみてくださいね。
メルカリなら本もお得に買える!
本日は以上です。読んでいただいてありがとうございました。
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