\今回のお悩みは/
WEBライター初心者です。毎回記事を書く際の「リサーチ」がうまくいかず、悩んでいます。
- リサーチ方法がよく分からない
- リサーチにすごく時間がかかってしまう
- とりあえず、リサーチの手順が知りたい!
- リサーチのしやすいジャンルを教えて!
WEBライティング完了までを「10」とすると、その内リサーチが占めるのは「6~7」。
意外に思われる方も多いかもしれませんが、実際に「書く」よりも「リサーチ」のほうの時間がかかります。
この「リサーチ」をいかに効率良く行うかによって、記事を書くスピードと質が確実に変わってきます。
この記事でわかること
- 効率の良いリサーチの手順
- リサーチしやすいジャンル
- リサーチが難しいジャンル
リサーチのコツがつかめれば、WEBライティングがグンと楽になる!
WEBライターの重要な仕事「リサーチ」とは
WEBライティングにおける「リサーチ」とは
記事を書くために情報を調べること
競合サイトの研究すること
情報を基に構成案を練ること
WEBライターにとって「リサーチ」はライティングの「キモ(=重要な要素)」です。
このリサーチ段階で手を抜いてしまうと良い記事は書けませんし、そもそも正確性に欠ける記事を作成するわけにはいきません。
WEBライターになって仕事を受注すると、「納品日までに仕上げなければ!」と焦ってしまってすぐに書き始めたくなりますが、まずはリサーチです。
リサーチとは主に調べることですが、WEBライティングにおいては記事の構成を作成するところまでをリサーチと考えて良いでしょう。
WEBライティングにおいては、このリサーチの部分が一番難しいと私は感じています。
リサーチの手順についてすぐに読みたい方は、こちらから飛べます。
クライアントはリサーチ力の高いWEBライターを望んでいる
クライアントはリサーチ力の高いWEBライターを望んでいます。
「正確なリサーチができる=高いスキルを持っている」といっても良いでしょう。
よってクライアントは、リサーチ力の必要な記事について文字単価を高く設定していることが多い印象です。
綿密なリサーチを必要とする記事の文字単価は高い
対してアンケート記事や体験談を書くだけの記事など、リサーチのあまりいらない記事の単価は低い傾向にあります。
文字単価の低い記事は量産しないと稼げないので、なかなか収入アップにはつながりません。
リサーチ力を上げて、高単価の案件を目指していきましょう。
次の章ではリサーチの具体的な手順を解説します。
WEBライターの具体的なリサーチ手順4つ
WEBライティングはリサーチに時間がかかります。逆に、リサーチをしっかりとすることで効率よく記事を作成できます。
おおまかに、以下の手順でリサーチを行います。
1.クライアントからの指示をしっかり理解する
WEBライター案件を受注すると、クライアントから指示書(マニュアルやレギュレーションも含む)を受け取ることが多いと思います。
レギュレーションとは、記事を書く上での規則やルールのようなものです。
もちろん規則は重要ですので必ず確認します。
さらに指示書に書かれていることで重要なのは、リサーチをする上で欠かせない以下のポイントです。
重要ポイント
想定する読者層(ターゲット)
記事の目的(テーマ)とキーワード
指示書を読んだ時点で不明な点があれば、最初に質問をして解決しておくことをおすすめします。
併せて、自分の記事が掲載される予定のサイトが分かっていれば必ず見に行くようにします。
掲載予定のサイトを見てチェック!
どのような雰囲気のサイトなのか?
記事の文体や口調は柔らかい?堅い?
そのサイトでの人気記事(ターゲットに刺さる記事)はどんな記事なんだろう?
サイトを見ることでたくさんのことが分かります。これも重要なリサーチの内のひとつです。
2.キーワード検索で情報を集めながら独自性を考える
これまでの手順で、
想定する読者層(ターゲット)
記事の目的(テーマ)とキーワード
記事が掲載されるサイトの雰囲気
が分かりました。
この次にやることは
Google検索で情報を集める
ことです。
狙うキーワードで検索をして上位に出てきたページは、読者のニーズを捉えている記事と判断できます。
10位くらいまでをサッと見て、ターゲットの悩みや問題を読みとりましょう。
ここでは単に情報を集めるのではありません。
読者の悩みがわかったらその解決策を記事の中で提案するわけですが、その解決策にこそ「独自性」を入れたいですね。
少し難しいのですが、
「こういう切り口で解決できないだろうか?」とオリジナルの案を考えてみる
検索して見つかった解決策をそのまま記載したのでは、すでに世に出ている記事と同じような内容になってしまい、独自性がありません。
同じような内容の記事は既出記事に埋もれてしまいます。これではクライアントの評価も下がりかねません。
クライアントの意向に沿いながら、できればオリジナルの視点や切り口で記事を作成するようにします。
そう言うても、初心者には難しいしな。オリジナルの視点や切り口ってどうやって探せばええんやろ?
これは確かに難しく、一朝一夕に獲得できる能力ではないと思います。
まずはYouTubeでも本でも雑誌でも構いませんから、情報を片っ端から見ていきます。
ネットだけでは正確な情報を見極めるのが難しいので、本や雑誌など様々な媒体から情報を集めてください。
そこから自分が良かったと思うものを組み合わせてみたり、また要らない部分を削除してみたり。
そうやってどんどん情報を取捨選択していく過程で、独自の考えがふっと浮かぶことがあります。
まずは情報をたくさん仕入れることが大切なんやな!
リサーチ力を上げるために普段から意識してやっておくと良いこともありますので、紹介しますね。
■普段から自分なりの視点や価値観で物事を見るように意識して、思い付いたことがあったらすぐにメモしておく
■常識にとらわれず、ああだこうだと色々考えをめぐらせてみる
また「独自性」と相反するかもしれませんが、他人の視点になりきって物事を考えてみることで自分独自の考えが浮き彫りになることもあります。
普段から意識して、ゲーム感覚で訓練してみてください。WEBライティングにきっと役立つはず。
ここまで決まれば、文章の構成を組み立てていきます。
3.記事の構成を作る
読者の悩みや問題が判明して解決策(オリジナル案)が決まったら、記事の構成を組み立てていきます。
補足
WEBライティング案件によっては、クライアントが構成まで組み立てていることもあります。
その場合はその構成に従って記事を書けば良いので、この部分は読み飛ばして手順4に進んでください。
構成を組み立てる時には常に以下の事を念頭に置いておきましょう。
誰の、どんな悩みを解決する為に記事を書くのか
最終的にターゲットに対してどのような行動を促す記事を書くのか
(どのようなメッセージを伝えるのか)
記事は一般的に、次の図のような構成で書きます。
記事の構成を作る際は、PREP法を用いるとすんなりとまとまります。
- PREP法とは
- Point(結論)
Reason(理由)
Example(具体例)
Point(結論)
の順番で書くフレームワーク(型)のこと
①リード文で読者の悩みを問題提起して結論まで書く
②各見出しで解決策や具体例などの提案
③最後のまとめで読者のゴールを設定、ここで結論をもう一度書く
PREP法については以下の記事を参考にしてみてくださいね。
構成案を作成したら、見出し(h2)をサッと眺めた時に、「流れ」が不自然ではないかどうかを確認してみてください。
ちなみに。。
構成を作成する際はマインドマップが便利です。
文章の構成を直感的・視覚的に作成することができるからです。
マインドマップについては、こちらの記事で詳しく解説しています。読んでみてくださいね。
ラッコキーワードのAI機能を使用すれば、記事のタイトルや見出し(構成案)も提案してくれます。
WEBライター、ブロガーにとっては神ツールである「ラッコキーワード」は要チェックです!
次に、オリジナルの案を立証する情報を集めていきます。
4.記事の信ぴょう性を高めるための情報を集める
構成まで作成したら、次は解決策(オリジナル案)部分を裏付けるための情報を集めていきます。
読者の悩みに対する解決策の提案、これこそが記事の一番重要なポイントとなります。
このメッセージが正しく伝われば、読者は「この記事を読んで良かったな」と満足してくれるはずです。
読者に満足してもらうには、解決策に信ぴょう性がないといけません。
「解決策(オリジナル案)を裏付ける正確な情報を徹底的に集める」
正確な情報を集めるには、以下のようなサイトを参考にします。
- 政府・公的機関のサイト
- 政府統計ポータルサイト「e-Stat」
- 社会的な信頼の高いサイト(新聞社など)
- 認知度の高い企業のサイト
- 「GoogleScholer」で論文などから探す
ちなみに企業のページのみ検索したい場合は、Googleの検索窓に以下を入力してください。
個人のブログサイトやまとめサイトの情報の信頼性は高くありません。
情報を集めやすいので利用はしても、必ず内容の信ぴょう性・正確性を確認してください。
また専門家の書いた書籍なども信頼度が高いので、利用してみてください。
【補足】情報を集められるのはネットだけではない!【取材方式】
情報を集められるのは、なにもネットだけではありません。
自分で実際に問い合わせをして調べるという方法もあります。
いうなれば、【取材方式】です!
記事内容にもよりますが、私はこれまで記事を書くために市区町村の窓口に電話をしたり、企業の問い合わせからメールを送ったりしたことが何度もあります。
問い合わせる時のポイントは、その記事の読者層(ターゲット)になりきって問い合わせをするということです。
市区町村に問い合わせをする際は匿名でも可能ですし、自分の住んでいない市区町村へ問い合わせることも可能です。
また企業には電話やメールでの問い合わせのほか、無料の資料請求などもできます。
これらを合わせると、かなり正確な情報が集められますのでおすすめです。
記事の内容に応じて、いろいろ工夫して情報を集めてみてください。
リサーチの難しいジャンルは初心者WEBライターには向かない
リサーチの難しいジャンルとはどのようなジャンルでしょうか。
- 金融・投資系(お金問題)
- 医療・病気系(健康問題)
- 就職や転職系(人生の岐路)
人生を左右するようなジャンルは専門性が高いから、リサーチも難しいんやな。
上記は悩んでいる人がたくさんいるジャンルなので記事のライバルも多く、文字単価も高い傾向にあります。
単価が高いと、挑戦してみたくなりますよね。
しかしWEBライター初心者がこれらのジャンルに手を出すのは大変です。
ただし次の章で書きますが、自分が体験したものであれば、上記ジャンルでも格段に書きやすくなります。
自分の得意分野はリサーチもしやすい【WEBライター初心者におすすめ】
自分の得意分野であれば、リサーチ時間を大幅に短縮することができます。
WEBライター初心者のうちは、まず以下のリサーチしやすいジャンルの案件をこなしましょう。
- 自分の体験(1次情報)を持っている分野
- 自分の趣味や特技に関する分野
- 自分の社会経験に関連する分野
では、ひとつずつ見てみましょう。
自分の体験(1次情報)を持っている分野
「1次情報」を簡単に言うと
自分の体験などに基づくオリジナルの情報のこと
WEBライティングにおける1次情報というのはかなり重要で、クライアントにも重宝されます。
クラウドソーシングに「アンケート」「体験談」「口コミ」などのタスク作業がありますよね。
あれは生きた1次情報を取得するために、クライアントがわざわざお金を出してたくさんの募集しているのです。
1次情報にはそれだけ価値があるということです。
よって自分が1次情報を持っているというのは、大きな強みになります。
例えば私はかつて「陣痛」に関する記事を書きましたが、出産経験がなかったらどんなにリサーチしても記事は書けなかったと思います。
自分が経験していると、生きた文章を書くことができる
また、自分が経験していることなのでリサーチのアプローチ方法もなんとなく分かります。
よってリサーチも短時間で済むでしょう。
実際私も、1次情報を持っている分野とそうでない分野の執筆時間にはかなりの差があります。
これは主に、リサーチ時間の差なんですね。
自分の趣味や特技に関する分野
1次情報と同じく、自分の趣味や特技に関する分野もリサーチがしやすくなります。
趣味や特技という時点で、1次情報は持っていますよね。
また、興味があるのでリサーチ方法のコツも自然と分かっています。
例)「春キャンプ!4人家族におすすめのテントは?」のようなタイトルの記事を書く場合
キャンプ経験があり、自分でも色んなタイプのテントを使ったことがある人は、このキーワードを見た時点である程度の記事構成まで頭に浮かんでいるかもしれません。
しかし全く経験のない人ならどうでしょう。
4人にぴったりのテントのサイズはもちろん、テントの種類なども一からリサーチしなくてはなりません。
かなり時間がかかりそうですよね。
ただし自分が経験したことはなくても、これからやりたいと思っている事、これから自分も学びたいと思っている事の場合、リサーチがとてもやりやすくなります。
興味があるか無いかが、リサーチ能力に大きな影響を与えるということが分かります。
自分の社会経験に関連する分野
学生のWEBライターさんはまだ当てはまらないかもしれませんが、ある程度の年齢のかたであれば一度は「社会経験」があるでしょう。
私は労務や給与計算・社会保険の仕事をしていたため、若干の知識がありました。
よってWEBライター案件でも、その分野の記事をいくつか書いたことがあります。
少しでも関わったことのある分野だと、リサーチが格段にしやすく感じられます。
もちろんアルバイトでも構いません。
その仕事に携わると、裏の部分まで把握できますよね。
例えばマクドナルドでバイトをした人は、バックヤードがどのようになっているのか、従業員がどのような動きをしているのかを当たり前のように知っています。
しかし経験のない私には、全く想像もつきません。
想像はついても事実として記事に書くことはできないし、リサーチをしてもそれが正しいのか判断する事は難しいのです。
よって「社会経験」はリサーチをする上でも記事を書く上でも、とても重要だということが分かります。
リサーチ方法を学ぶのはWEBライター講座で
リサーチマスターへの最短距離は、やはり「WEBライター講座」を受ける事ではないかと思っています。
WEBライターになって収入を上げていこうとすると、自分の得意分野だけで記事を書くことは不可能。
しかし自分の知らないジャンルや分野の記事を書くのは本当に骨が折れる作業です。
リサーチにすごく時間がかかってしまうので、私もいまだに(しんどいなあ…)と思うことが多々あるのです。
記事の書き方や文章術などは独学でも学べますが、キーワードからのリサーチ方法に関してはプロの指導を仰ぐ方法が一番手っ取り早いと感じます。
- WEBライター講座をおススメする理由
- ■個別の質問ができるので、理解するまで教えてもらえる
■プロの指導でチート級に実力が上がる
少し費用はかかりますが、WEBライターで稼げるようになればすぐに取り戻せる金額です。
一人で悩んでいるのであれば、WEBライター講座を受けてサッと悩みを解決してしまいましょう。
リサーチの実力を短期間でぐっと上げることのできる講座としておすすめなのが、
YOSCAの「あなたのライターキャリア講座
」です。
必要な情報を適切に収集・分類して記事のテーマを論理的に設計する「ロジック」から、読者の疑問を解消する「思考力」まで、トータルでレクチャーしてくれます。
YOSCAの講座で目指すのは、プロの「商業ライター」
このコンセプトがはっきりとしているので、収入を上げたいWEBライターにとってまさにぴったりな講座だと言えます。
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添削全5回
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リサーチマスターになれば楽に記事が書けるようになる!
WEBライティングにおいて、リサーチがいかに重要であるかが分かりました。
初心者WEBライターさんはリサーチのしやすい記事から挑戦し、実績を増やしていってください。
リサーチマスターになれば確実に記事を書くことが楽になってきます。
さらにコツがわかってくると、自分の得意ジャンル以外の記事にも挑戦できるようになってきますよ!
最後に、本日のおさらいをして終わりたいと思います。
- 「リサーチ」はWEBライティングのキモ
- 綿密なリサーチの必要な記事ほど高単価
- リサーチは手順を踏んでしっかりと!
- 初心者WEBライターは自分の得意分野から挑戦しよう
- WEBライター講座で学べばチート級に実力が上がる
本日はこれで終了です。それではまた!