今回は「ストレスに弱い」、そしてさらに「人付き合いも苦手」な主婦が、その特徴を活かして上手に生きていく方法を考えてみました。
「生きていく方法」なんてとても大げさな表現かもしれませんが、ストレスに弱い人からすると、日常を生きていく中にはたくさんの『高い壁』が存在しています。
ストレス耐性の強い人にはどうってことのない日常が、ストレスに弱い我々にとってはすごく高いハードルだったりするんですよね。
今回はストレスに弱い人がどうやって日々やり過ごしているかを、私の体験をベースに正直な気持ちで書いてみました。
このブログでもメンタル弱い系の記事が多くて恐縮なのですが…
一人で悩んでいる方は多いのではないかと思いまして、少しずつ記事にしています。
ストレスに弱かったり、人付き合いが苦手で悩んでいる主婦の方や会社勤めの方にぜひ読んでいただきたいと思っています!
この記事を読んでいただければ、きっと最後には気持ちが少し楽になっているはずです。(そうなってくれたらいいな♪)
ストレスに弱い人の特徴にも様々なタイプがある
あなたは普段ストレスとどのように付き合っていますか。
私は生まれて四十数年たちますが、年齢を重ねるごとにさらにストレスに弱くなっている気がしています。
母になったらもう少し強くなるのかと思っていたし、強くなるべきだと思ったのですが、なかなか本質から変わることはできませんでした。(涙
私はあまりにもストレスが大きくなると、髪の毛が抜けたり、目の毛細血管が切れたりします(眼底出血のようなもの)。
こ、怖いがな…
でも本当なのです
「ストレスに弱い人の特徴」と検索してみるとたくさんの解説ページがヒットしますが、必ずしもそれが全て自分に当てはまるとは限りませんよね。
例えば、ストレスに弱い人の特徴として多くのサイトで挙げられているのが『真面目で几帳面』であるということ。
でも私には「几帳面」という言葉は決して当てはまりません。どちらかといえば大雑把な性格です。
このように、一言で「ストレスに弱い」といってもさまざまなタイプの人がいますし、その原因にも色々な要素が絡んでくると思います。
生まれ育った環境だったり、トラウマ的なことが原因だったり。
もちろん元々持っていた性格が、成長するにしたがって表に際立って出てきてしまった人などもいると思います。
(私はこれに近いかな)
私はストレス耐性が弱い、コミュニケーションも苦手ということを自分で認識してからというもの、より加速度的にストレスに弱くなってしまった気がしています。
要するに「なんでも気にするタイプ」の人は、年齢を重ねることでより【こじらせてしまう】可能性があるのではないでしょうか。
それでは次の章で、ストレスに弱い人におおむね当てはまるであろう特徴をピックアップしてみます。
そしてその特徴を活かして上手に日常を生きていく方法について探ってみますね。
ストレスに弱い人におおむね当てはまる特徴3つ
ストレスに弱い人だってさまざまな性質を持っています。
真面目な人は多いかもしれませんが、別にストレスに弱い人が全員真面目かといえば、そういう訳でもありませんよね。
でもこれから挙げる3つは、ストレスに弱い人はほぼ当てはまるのではないでしょうか。
内向的で意思表示が苦手
人にはっきりと物を言うタイプだけれど、明るくて人当たりも良くて皆に好かれている・・・
私はどうしても、そんな人に憧れてしまいます。自分は絶対になれないんですけど。
結局私は、人に好かれたいという思いが根底にあるんですよね。
だから、自分の意思表示をして万が一嫌われたらどうしよう、と思ってしまいます。
やりたくないことや行きたくないと思ったことでも、「やります」「行きます」と言ってしまって、後悔することが多いですね。
ストレスに弱い人は割と小さい頃から内向的で、自分の気持ちをストレートに伝えられない性格であったと自覚する人が多いのではないでしょうか。
大人数の中で過ごすことが苦手
まさに人付き合いが苦手な私も当てはまりますが、大人数で過ごすことが苦痛です。
細かく言いますと… グループが自然と分かれてしまうくらいの人数になると多少の緊張感が走ります。
また、大人数で過ごすだけでなく、大人数の前で発表したり話したりすることも苦手な人がいるでしょう。
私は会社勤めをしていた頃、朝礼担当の前の日の晩は眠れませんでした。
どうしてこんなことで眠れなくなるんだろう・・・と当時も自分が理解できなかったのですが、本当に苦手なのです。
話す内容を事前に考えていても、前に立って話しているうちに頭の中が真っ白になってしまって上手く話せません。
…これは典型的な「あがり症」の症状なのでストレスに弱い人の特徴から少し脱線してしまったかもしれませんが。
とにかくストレスに弱い人は、大人数だとあちこち気を遣いすぎてヘトヘトになってしまいますよね。
小さなことでも気にして引きずる
ストレスに弱い人は、本当に些細な事をいつまでも気にしてしまい、引きずってしまいます。
送ったメールやLINEの文章を後から何度も見返して、(この表現は誤解されないかな?)と後悔したり。
ある人のふとした表情や態度が気になって気になって、それだけで一気に不安になったり。
また小さなことだけでなく、まだ起こっていない事象をあれこれと思い浮かべて一人で不安を増大させてしまうことも。
いわゆる「心配性」な性格ですよね。
ストレスに弱い人は、自らこういった状況を作り出して、さらに自分をストレスフルな環境に追い込んでしまいます。
うちの旦那さんからすると「なんでそんな余計なことを考えるんだ?」と思うらしいです…。
ですが、自分を変えることはとても難しいもの。
今のところ私は、自分のストレスの弱さを認識はしているものの一向に自分を変えることはできていません。
そしてもう人生の折り返し地点なんです。
人はなかなか変われない。ストレスに弱い自分を受け入れて、上手に生きていく
ここまでストレスに弱い人の特徴などをお話ししましたが、この記事は「自分を変えていこう」というようなものではありません。
この記事を書いている本人がかなりストレスに弱い人間で、もうそれで長いこと生きてきました。
自分を変えるどころか、ますますストレス耐性が弱まっていると感じています。
だからこそ自分を受け入れて、特徴を活かして上手に生きていこうと決め、数年前からそのように行動しています。
さて先ほど挙げた特徴3つですが、一見デメリットと思えることもメリットに置き換わる場合があります。
意思表示が苦手な人、人につい合わせてしまう人はストレスが多いとは思いますが、あまり人に嫌われることは無いと思います。
また大人数の中で過ごすことが苦手な人は、自分一人でできる仕事には思わぬ力を発揮できるでしょう。
小さなことが気になってしまう人は、他の人に対して細やかな気遣いができるかもしれませんよね。
このように、自分の性格や特徴がより良い方向に活かせるような環境に身を置くことが大切になってきます。
ストレスに弱い人の、学校行事やPTAとの上手な付き合い方
ストレスに弱くて人付き合いが苦手な主婦も避けては通れないのが、子どもの学校行事やPTA活動です。
可愛い子供のためにもPTA活動をしたいと思っていても、あの雰囲気、毎月のようにある会議、行事の企画や打ち合わせ、イベントの開催、イベントの打ち上げやランチ会 etc…。
うぇッ…ストレスです(泣)
えずいてるやん…
年に数回ある保護者会や参観日だって、ストレスに弱い主婦は苦手です。
上手に付き合っていくにはどのようにすればよいのかを私の体験から考えてみます。
PTA活動を乗り切るには
PTA活動を乗り切るには、
自分に無理なくできそうな役職に立候補して、とにかく1年頑張る
「結局頑張るしかないんか!」と思う方も入らっしゃるかもしれませんが、これが一番ストレス負荷が少ない方法なのです。
ストレスに弱い主婦にとって、PTA活動は苦手なことのフルコース。
子どものためにもPTAには参加したい気持ちはあれど、とてもハードルが高いのです。
小さなことにクヨクヨと悩んでしまうストレスに弱い人の場合、PTA役員の募集が始まると一日そのことばかり気になってドキドキしてしまうのではないでしょうか。
- ストレスに弱い人の思考回路
- ①ついにこの時期がきたか…PTA役員募集…(鼓動が早くなる)
②立候補すべきかするまいか…。(1日~2日、朝から晩まで頭の中がそのことでいっぱい)
③PTAを脱退した人のブログなどを読んでみるが、自分にはそんな決断力は無いし、子どものためにもそれはできない、という結果にたどり着く。
④万が一くじ引きになった場合、会長職や苦手な役どころになってしまった場合のことを考えると気絶しそうになるくらいイヤだ…
⑤ああああ!どうしたら!
⇒Repeat(・・・①に戻って繰り返す)
自分の性格上やりたくはないけど、PTAは子どものために本当はやるべきだと思っている場合、上記のように堂々巡りで悩んでしまいますよね。
共感してくださる人、いませんか?
やりたくないけど、断るという選択肢を選べないのがストレスに弱い主婦。
慣れないPTAになったらなったでキャパ以上に頑張りすぎてしまい、限界を迎えると身体に症状が出てしまうことも。
こうならないよう、私はいち早く対策しました。
苦手だと思われる役職を避けるため、自分ができそうなものに立候補してさっさと決めてしまう
学校にもよりますが、PTA活動にはさまざまな種類があります。
会長・副会長の役職
イベントの企画を行う役職
書記や会計などのどちらかと言えば裏方の役職
等々…
ストレスに弱くて大人数でのコミュニケーションが苦手な私は、地味な裏方の役職に立候補しました。
会議などには出席しなくてはなりませんが、作業的には1人~2人程度でやるべきことをやるべき時期にやる、という内容の役職です。
私が一番苦手なイベントの企画と実施、たくさんの人を取りまとめる会長や副会長の役どころだけは避けたかったので、立候補して決めてしまったという訳です。
立候補してしまえば「この一年はやるんだ!」と少し腹をくくることができ、心臓のドキドキも治まってきます。
自分の特徴を活かせて無理なくできそうな役職に立候補することで、イヤだなあと思っていたPTAの役職を全うすることができます。
またPTAには1回役職に就いた人には免除期間が設けられている場合が多いと思います。
この1年さえ終わればあとは卒業までPTAはやらずに済む※ので、今後のストレスの負荷を大きく減らすことができるのです。
次の年からは、PTA募集メールにもビクビクすることは無くなりますよね。
※学校によってはPTAの免除期間がないところもあるかもしれません
ランチ会などは仕事があるなどの理由で断っても良いと思います。
また今は共働きも多いので、PTAの在り方についても見直されていくのではないでしょうか。
今後どの学校でも無駄な部分はそぎ落とされて、あまり親の負担にならないようスリム化していくといいですよね。
保護者会や参観日を乗り切るには
PTAが最大のストレスポイントだとすると、保護者会や参観日はどうってことないと思うかもしれません。
しかしストレスに弱い主婦の中には、こういった保護者会や参観日でさえ、苦痛に感じる人も多いでしょう。
実際、私もとても苦手です。(毎度毎度、自分のことを情けないと思うけれど…)
ストレスに弱い主婦が苦手なものと言えば・・・
待ち時間などにワイワイと楽しそうにおしゃべりしているママ友たちを背に、ぽつんと独りでいる自分
保護者会での挨拶やコメントをすること
まず、私のたどり着いた結論からお話ししますね。
⇒保護者会や参観日を乗り切るには
- 行かなくても良い保護者会なら行かない もしくは 夫に行ってもらう
- 参観日は子どもの様子を見に行くものだと割り切って、授業を見たら気にせずサッサと帰ってくる
保護者会は実際に仕事が忙しくて行けない場合もありますし、行かなかったところで何か不都合が起きたことはありません。
参加したときも気負わず、自己紹介やコメントを求められても短めにして緊張する前に終わらせます。
もちろん他のお母さん方には笑顔できちんと会釈をしますし、顔見知りのお母さんがいたら少しおしゃべりをすることもあります。
要するに、保護者会や参観日の目的をハッキリさせて、それさえクリアすればあとのことは深く考えなくてよいと思うんです。
これだけで、ずいぶんと気持ちが楽になると思います。
ほんと、子どもにこんな自分がバレたら(お母さんしっかりしてよ!)と言われそうですが…こればっかりは仕方ありません。
きっと他の皆さんも積極的に他のお母さんに話しかけたり、コミュニケーションが円滑にいくよう努力されていると思います。
PTA活動だって同じです。
進んでやりたい人は少数派で、大多数の人はやりたくない気持ちを我慢して子どものために頑張っているんですもんね。
だから私も全て苦手だからと敬遠するばかりではなくて、自分が出来る範囲でしっかりと活動していこうと決めました。
それでもやっぱり、保護者会があった日などはぐったりと疲れてしまいますけどね。
仕事・職場でのストレス負荷が大きくなったら
職場で人間関係などのストレス負荷が大きくなったら辞めてもOK、だと普段から自分に言い聞かせておく
これが私の結論です。
自分に(いつ辞めたっていいんだ)と言い聞かせることで、多少のストレスを外に逃がすことができるのです。
もちろん辞めたって転職先がすぐ決まらないかもしれない訳で、収入が途絶えるとたちまち困る場合もありますよね。
しかし一番大事なのは自分の健やかな精神と身体。そして貴重な時間。
今は色んな解決方法があります。
精神的な不調で限界の中仕事を続けるよりは、辞めてしまったほうが明るい未来に直結することもあります。
人事部に十数年所属していたのでこの辺の事には少し詳しいのですが、条件によっては退職後に社会保険給付金を受け取ることもできます。
しばらくの間の収入が確保できれば、その間に身体を休ませて次のスタートに向けてゆっくりと準備することができますので、利用出来る人にはとてもおすすめです。
ここからは私の体験談ですが…
私は以前職場でとても苦しい思いを2年ほど経験したのですが、今は(早くそんな職場辞めたらよかった)と思っています。
育休明けのことだったのですが…
仕事はギリギリまで精一杯頑張っているけれど、時間が足りない。
仕事が終わっていなくても、保育園に子供を迎えに行かなくてはならない。
そしてさらに、仕事が完璧にできないことや子どもの病気で休みがちになることに対し、部署内の人が態度や言葉にして毎日圧力をかけてくるんですよね。
時間がなく焦ってしまい、仕事でミスをしたこともありました。
もちろんミスをした私が悪いのは分かっています。
しかし時間的にこの量の仕事をするのは厳しいので「チェック体制を二重にするなど少し方法を変えていただけると助かります」、と提案してみましたが聞き入れてもらえませんでした。
私は徐々に、ストレスで精神的・身体的な不調に陥っていきました。
ストレスに弱い人が一番やられるのが、こういった「板ばさみ的な」環境だと思います。
自分だけのことを考えていれば良い時はなんとかストレスを回避してやってこれても、環境がそれを許さない状況になると、途端にどうしてよいか分からなくなります。
またストレスに弱い人は(自分がストレス耐性のない人だということを周りに知られたくない)という気持ちがある人も多いのでは?と思います。
そしてそれを隠そうと必要以上に頑張ってしまうので、ある時それが限界を迎えてしまうのではないでしょうか。
私が限界を迎えて退職を申し出た時、部署内の人には一番最初にこう言われました。
「ふう(ため息)。やっとケジメつけますか」
この言葉は忘れられません。言われた途端、頭の中が真っ白になってしまいました。
大雨の中の自転車での保育園の送り迎え、病児保育に子供を預けて出勤した日々、お迎え時間ギリギリまで働いて駅まで全速力で走った日、家に帰ってからのワンオペ育児、そして職場で頑張った日々が一気に思い出されてきて、本当に涙が出そうになるのをこらえました。
ケジメをつけるってどういうこと?
私はそんなに悪いことをしたのかなあ。。
もうあんな職場には二度と戻りたくありません。
すみません、自分のことばかりお話ししてしまいましたが、本当にその時はつらかったんですよね。
だから、ストレスに弱い人には決して無理してほしくないのです。
- ストレスのかからない、自分の特徴を活かせる職業に転職する
- メンタルの不調で退職するなら給付金をしっかり受け取ってその間身体を休ませる
- 一人でできてストレスのない在宅ワークを始める
私が在宅ワークを始めたように、何か解決策を見つけていただきたいと思います。
在宅ワークは、ストレスに弱くて人付き合いが苦手な人にはとてもおすすめの仕事。
私は正社員を辞めた後、パートをしながらWEBライターの仕事を始めました。
その後ライターの仕事で収入を上げていく事ができ、パートを辞めて今は在宅ワークのみで働いています。
在宅ワークを始めて以来、私はストレスを感じることが本当に減りました。
一人でできる仕事がとても自分に合っていますし、時間を自分のために作ることができるこの仕事はとても気に入っています。
先ほども述べましたが、メンタルの不調などが原因で会社を辞める際は、給与のおよそ3分の2の給付金を、最大28カ月間にわたって受け取れる可能性があります。(手続きをしないと給付金は受け取れません)
その間に在宅ワークの準備を始めたり、資格を取得したりと時間を有効に活用することもできます。
利用できる方には本当に価値のある仕組みだと思いますので、考えてみてくださいね。
⇒ 社会保険給付金を受け取るには「退職コンシェルジュ」
ストレスに弱い人はストレス負荷を自分で減らしていこう
ストレスに弱い自分を変えることはなかなかできません。
でも、自分の得意を発揮できる場所はあるんですよね。
気が乗らないことをしなくてはならなくなったときでも、自分の特徴を活かして活躍する事ができれば、自信もつきますしやりがいも感じられます。
限られた時間をストレスにまみれて生きていくのは本当にもったいない気がしてしまいます。
私は本当にしんどくなったときは、果てしない宇宙を思い浮かべて、この地球に生まれ落ちた奇蹟を噛みしめるようにしています。
私が悩んでいるのは本当に小さなことなんだ。生きているというだけでなんて幸せなんだろう!と思うことで、パァァ…!と気分が晴れることもあります。
それが最後のアドバイス…!?
けっこう効くんだよ!
他の記事でも書いたような気がしますが、自分はダメだと思う必要は全く無いとと思います。
少しの努力をしながら、常に自分が心地いいと感じる方向に向かって歩いていきましょう。
それでは本日はここまでとなります。
読んでいただきましてありがとうございました。
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