こんな方におすすめ
- 初心者WEBライターですが、テストライティングに落ちまくっています…もう、応募するのが怖いです。
- テストライティングに落ちたんですが、何が原因なのかが分かりません…
- WEBライター初心者でも、テストライティングに合格する方法が知りたい!
初心者WEBライターにとって「テストライティング」って怖いですよね。
どこを見て、何を判断するんだ、と。
でもまず、テストライティングに落ちることは誰でもよくあることで、格別落ち込んだりする必要はないということを最初に伝えておきたいと思います。
それに、たった少しのポイントを知るだけで採用される確率はグッと上がるんです。
この記事では、筆者が実際に初心者だった頃の体験談とともに、テストライティングに落ちたときの原因や対処法をお話ししたいと思います。
また、テストライティングに合格した際に、図々しくもサイト編集者の方に「テストライティングでは、主にどのようなところを見ているのですか?」と訊ねてみたことがあります。
親切にも答えていただけましたので、この記事で情報を共有したいと思います。
もちろんクライアントによってそれぞれ判断のポイントは異なるでしょう。
でもこれから初めてテストライティングを受けようとする方には参考になるかと思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
WEBライターのテストライティングとは
テストライティングとは
新しいライターを採用する前に、能力やスキルを評価するために行われるテストのこと
次に、テストライティングの一般的な内容を少し具体的に解説しますね。
テストライティングはなぜ行われている?
テストライティングはなぜ行われているのでしょうか。
誰でも「WEBライター」であると名乗れるようになった昨今、クライアントはできるだけ採用のリスクを減らしたいと思っているからです。
クライアントとしては実績もあり文章力も申し分ないベテランライターを採用したいところですが、そういったライターは限られますし、高い報酬を支払わねばなりません。
よって「できるだけ低予算で、できるだけ優秀なWEBライターを採用したい」というのがクライアントの本音でしょう。
クラウドソーシングで広くWEBライターの募集をかける場合は実績のない人も多数応募してきますから、そういった場合にテストライティングを実施するのです。
テストライティングの流れ
一般的にWEBライターのテストライティングは、以下のような流れで行われます。
①テストライティングの指示とテーマの提示
ライティングのガイドラインが指示され、記事のテーマや構成について説明があります。
②納品期限の設定
テストライティングには一般的に短い期限が設けられます。決められた日時までに納品しなくてはなりません。
③ライティングの実施
WEBライターは指示やテーマに基づいて、ライティングを行います。
④文章の推敲⇒修正
ライティングが完了したら、文章を推敲して必要があれば修正をします。
⑤提出&評価
クライアントに指定された方法で納品が完了したら、評価(合否)を待ちます。
⑥結果のフィードバック
テストの結果は個別にフィードバックされる場合がありますが、落ちた場合は結果だけが知らされることも多くあります。
WEBライター初心者時代の「テストライティングに落ちた」お話し
私も何度も、テストライティングに応募したことがあります。
そしてもちろん、落ちた経験もあります。(そして今後も、落ちることがあるでしょう)
私はWEBライターについて右も左もわからない状態でこの世界に飛び込んだので、テストライティングについてもよく理解せずに応募していました。
初心者の時はSEOについてもほとんど知識がない状態でしたので、「よく応募してたな…」と今となっては思います。
SEOとは
検索エンジン最適化。Googleなどで検索されたときに、対象の記事が上位表示されることを目的として対策を講じる事の総称を言います。WEB上の記事はSEOを意識したライティングをする必要があります。
私がテストライティングに落ちたうち、初心者の時の2回についてお話ししますね。
1回目落ちた時:1文字0.2円のテストライティング
初めてテストライティングに応募したのは、1文字0.2円の女性向けWEBメディア案件でした。
テストライティングに合格したら、本採用から文字単価が少し上がるという案件だったと思います。
報酬が低いですが、最初はあまり単価の事は考えていませんでした。
とにかく案件を獲得することを目標としていたからです。
マニュアルが割と細かくて苦労しました。
そのマニュアルを見て初めて「SEOライティング」という言葉を知り、「やばいぃぃぃぃい!何も知らん!」と焦る始末。
当然、不合格です。
落ちるだろうと思っていたのに、実際落ちると凹んでしまいました…。
その後はテストライティングをできるだけ避けて、1文字0.5円~0.8円ほどの案件に提案を続けていました。
2回目落ちた時:さらに報酬が低いテストライティング
テストライティングで落ちた2回目は、異常に報酬が安いテストライティングの案件でした。
この「異常に報酬が安いテストライティング」という案件に、今となっては疑問を感じています。
「テストライティング」と称して安い報酬で大量の記事を集めていたんじゃないか?という疑問です。(断定はできませんが)
安い報酬というのは、例えば300円で3000文字かそれ以上の記事を書かせるテストライティングなどです。
いくらテストとはいえ、文字単価0.1円の報酬で3000文字の記事を書くのは労力に見合わないですよね。
その案件は指示書も細かくてマニュアルを読み込まなくてはならないので、時間もかかりました。
不合格は仕方がないです。
しかしマニュアル通りに苦労して書いた記事はクライアント側に著作権ともども渡ってしまい、なんとなく腑に落ちない気持ちがありました。
個人的な意見ですが、あまりにも対価が見合わないものに関しては、クライアントの信頼性や意図について多少疑問を持つ必要があると思います。
もちろん、経験を積むために価値があると感じた場合は検討しても構いません。
将来的に信頼できるクライアントと関係を築きたいですから、自分なりに判断を間違えないようにしたいですよね。
テストライティングに落ちたときの原因を探る
それでは、私が初めてテストライティングに落ちたときの原因を探ってみます。
今回当時の記事を読み返してみたのですが、とっても恥ずかしかったです。
とても稚拙な文章であるにもかかわらず、素直さや素朴な感じは無く、変に気取った文章を書いていました。
ゾッとしました。。
また、WEBライターとしての知識がないことが丸出しの記事でした。
今振り返ってみて、テストライティングに落ちた理由は以下のようなことではないかと思っています。
- そもそも基礎的な「WEBライティング」ができていない
- 途中で話がよくわからない方向に行っていて、何が言いたいのか分からない
- SEOライティングを考えていない(SEOを全く知らない)
- 誤字がある
構成もロクにせずに、いきなり書いたような記事でした。
原因は、WEBライティングやSEOの知識が全くなかったこともあるでしょうが、そもそも誤字がある時点でダメですよね。
ちなみに、テストライティングでは落とされましたが、後日個別に仕事依頼の連絡をいただきました。
これは、なぜだろう・・・
よほど、ライター不足だったのかな。
とにかく、最初に落ちた時は『知識が全くない上にスキルもなかった』ためだと思います。
【編集者に質問してみた】初心者WEBライターがテストライティングに合格するポイント
私がテストライティングで採用された先の編集者の方に、以下の質問をしてみたことがあります。
すると以下のような内容の返答をいただきました。
- 納期を守ったかどうか
- レギュレーション通り、指示通りに書けているか
- コミュニケーションが円滑だったか
- メールの返信が迅速だったか
- コピペしていないか
特に重要視するのは、やり取りがスムーズに気持ちよくできたかどうか、だと仰っていました。
文章の巧みさや上手さは二の次で、一番重要視しているのはビジネスマナーやコミュニケーションだということなのです。
文章が多少下手であっても、編集者の舵取り次第で後からなんとでもなるそうで・・・。
この答えにはハッとさせられました。
やはりクライアントは、WEBライターが書いた文章から伝わる「人間性・信頼性」のようなものを見ているということですね。
もちろんクライアントによって価値観もサイトの意図も変わりますので、これが全てに当てはまるわけではありませんが、とても参考になる意見でした。
見せかけの文章テクニックやネット情報の寄せ集め記事などは、すぐに見抜かれてしまいます。
まずは素直な自分で文章を書き、真摯に仕事に向き合うことが大切なのかな?と感じました。
初心者WEBライターさんへ。テストライティングが落ちたからって落ち込まなくていい!
テストライティングはベテランライターでも落ちることが多々あるそうですから、特に気にする必要はないと思います。
落ちたという履歴も他の人からは見えませんしね。
(このサイトは私に合わなかったんだな)位に受け止めて、次の案件に気持ちを切り替えていきましょう!
テストライティングに落ちたからといって、ライティング能力がないとも、文章センスがないとも限りません。
ただし初心者の頃の私のように、全くの知識がないのは問題です。
テストライティングに挑戦する前には、ぜひWEBライティングやSEOライティングに関して学んでみてくださいね。
1冊~2冊の本を読めば知識は得られます。
また時間がある方は、WEBスクールや通信講座で学んでみることをおすすめします。
いきなり中級レベルのWEBライターに近づけると思いますよ。(それだけ、初心者が多い業界です)
それでは本日のポイントをおさらいして終わりたいと思います。
- 報酬が低すぎるテストライティング案件は注意深く検討しよう
- 基礎的なWEBライティング知識は習得しておこう
- 文章テクニックよりも「人間性・信頼性」を見られている
- ビジネスマナー、コミュニケーションを大切にして、自分らしい文章を書こう
本日は以上となります。
読んでいただき、ありがとうございました。