こんな方におすすめ
- YouTubeのシナリオライターに興味がある
- 未経験からYouTubeのシナリオライターになりたい
- YouTubeシナリオライターの仕事について、メリットやデメリットを知りたい
今回はこのような方に「YouTubeシナリオライター」で稼いでいくためのポイントを解説したいと思います。
在宅ワークで、しかも個人の力で稼いでいくにはさまざまなスキルや経験値が必要です。
しかしスキルや経験値を重要視するあまり、(私にはできそうもない…)とハナから引っ込み思案になっていませんか?
YouTubeのシナリオライターは一見とても敷居が高そうに思える仕事ですが、チャレンジしてみる価値は十分にあります。
なぜなら、現在クラウドソーシングではシナリオ作成案件の募集で溢れかえっているからです。
そのため、初心者向けの案件も多数確認できています。
未経験者であっても初心者向け案件からひとつひとつ確実に仕事をこなしていけば、いずれ必ず高単価の仕事を受注できるようになります。
YouTubeシナリオライターのことが気になっている人も、何か自分に合う在宅ワークが無いか探している人も、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
YouTubeのシナリオライターとは
YouTubeシナリオライターとは
YouTubeの動画コンテンツのシナリオや台本を作るライターさんのこと
シナリオライターは、クラウドソーシングなどでクライアントから提示されたテーマに沿って動画のシナリオ(台本)を書きます。
※もちろんテーマから全てをシナリオライターが考える案件もあります。
それではシナリオライターの仕事内容についていくつか紹介します。
- マンガ解説系シナリオ
- 感動実話系シナリオ
- ゆっくり動画系シナリオ
- 雑学解説系シナリオ
- 架空のLINEやり取りのシナリオ
- 企業の紹介や広告の台本
- ニュースの動画化シナリオ
- 記事の要約
- Vlog系YouTube動画のシナリオなどなど…
どうでしょう。こういったジャンルの動画は一度はYouTubeで目にしたことがあると思います。
筆者の子どもも、ゲーム実況や雑学のゆっくり動画や感動実話系の動画をよく観ています。
他には、人間の生活の中でのささいな悩み事やゴシップなど、いわゆる「下世話」な話題をモチーフにしたものも多い印象です。
下世話な話というとマイナスなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、決してそういう意味ではありません。
「下世話」というのは、我々の人間関係や健康や恋愛・子育てなど、日常生活に非常に深く関わる話題という意味です。
それだけ身近な話題ですが、なかなか自分の悩みは人に話せないもの。
だからなおさら、そういった悩みや疑問をすっきりとさせる動画は人気があるんですね。
シナリオライターも自らの実体験をモチーフにできますから、一度筆が乗るとすらすらと書けてしまうと思います。
以下は、実際にシナリオライターをやっている方のX(旧Twitter)ツイート。
\\やったー!!!//
— まるこ|愛され人生クリエイター (@mrk_luvmyself) May 12, 2020
前々からやりたいと思っていたYouTubeシナリオライターの仕事をさせていただくことになった🤭
ドキドキするしワクワクする
がんばるぞー💕
1年前から事実解説のYouTubeシナリオライターしてる。主観はなるべく入れないでと言われひたすら事実解説。でもある時感情が動いたので少しストーリー入れてみた。再生数アップ。そこから意識してストーリー入れたらどんどん伸びました。ストーリーの力に驚き中。
— まんぼう⤴️NFTアラフィフ主婦ライター (@manbou_ara50) October 15, 2023
永妻先生の講座に申し込みました🙌 https://t.co/5rbuZfG0Z7
YouTubeシナリオライターをはじめて半年が経ちました!
— 秋柴@シナリオライター (@akishiba_writer) October 30, 2023
良いクライアントさんに恵まれたこともあり、毎月ある程度は安定した収入が得られるようになりました🥰
これからもシナリオライターは続けながら、今度は電子書籍出版を目標に頑張ります💪✨
主婦の方や副業の方も。みなさんとてもイキイキとお仕事されています!
YouTubeシナリオライターに向いている人の特徴7つ
YouTubeシナリオライターに向いている人の特徴を7つ紹介します。
- 人をつい観察してしまう
- 人生経験が豊富である
- 妄想・想像することが好き
- 文章を書くことで自分を表現したい
- 作品を形にすることに達成感を感じる
- 他愛もない話をドラマチックに広げることが得意
- WEBメディアやブログなどの長文を書くWEBライティングが苦手な人
シナリオ作成には、見る人をストーリーに引き込む力が必要です。
このように書くととても難しく思えるかもしれませんが、決してそうではありません。
普段から人の事をついつい観察したり、人の粗(あら)だけではなく良いところも探してしまうような人は、面白い切り口でストーリーを作り出す才能があると思います。
創作力・想像力を手に入れるにためには、常に視聴者の立場でストーリーを考えてみること。
共感できる内容をちりばめたり、またはクセもあるがその辺にいそうな「敵キャラ」を登場させてみたりして、ストーリーに視聴者をグッと引き込んでみてください。
作っている本人が楽しくなってくるようであれば、あなたは確実にシナリオライターに向いていると言えます。
恋愛や子育てなどの経験がある主婦も、多くの方がシナリオライターとして活躍しているんですよ。
WEBライティングが苦手な人にもYouTubeシナリオライターはおすすめ
文章を書くのは好きだけどWEBライターがイマイチ向いていないと感じている人がいたら、一度シナリオライターをやってみることをおすすめします。
WEBメディアやブログの記事はSEO対策をしながら長い文章を書かなければなりませんよね。
SEOとは
検索エンジン最適化。Googleなどで検索されたときに、対象の記事が上位表示されることを目的として対策を講じる事の総称。
YouTubeシナリオの作成では、基本的にSEOの事は考える必要はありません。
「見ていて楽しい、つい最後まで見てしまう動画作り」が重要視されます。
ここがWEB記事と動画の決定的な違いと言っても良いでしょう。
これまでWEBライターの仕事が合わずに辞めてしまった人、WEBライターの案件では収入が伸び悩んでしまった人がYouTubeシナリオライターの道で圧倒的に稼げるようになったという話はよく聞きます。
もちろんWEBライターで得た知識はシナリオライターにも活かすことができます。
起承転結の文章の組み立て方だけではなく、結論から話を進めていくPREP法なども役立つでしょう。
WEBライティング力は、色んなシーンで役に立つのです。
シナリオを作るには?簡単にステップを解説
ここでは簡単に、シナリオを作るステップを紹介します。
もっと詳しくシナリオ・台本作成について学びたい人は、ぜひ以下を参考になさってください。
気軽にオンラインで学べるUdemyから、ぴったりの講座を厳選してみました。
〇オンライン講座の動画台本をマインドマップで作成する3ステップ
〇シナリオ入門レクチャー:映画やドラマ、アニメなどの映像媒体向けシナリオ、脚本の書き方講座【初心者オススメ】
〇一生役に立つ物語の法則をマスター!|物語で感情を動かすストーリーライティングコース
シナリオ作りで重要なことは、伝えたいテーマ・メッセージを明確にすること
問題を提起 ⇒ 行動する ⇒ 解決へ
WEBライティングでも、記事を書く時は読者の悩みや課題を想定したりします。
動画のシナリオを書く時もそれは同じ。
例えば「スマホ依存症」をテーマにしたYouTube動画用のシナリオを書くとします。
まずは動画の目的・テーマを明確にするところから始めましょう。
スマホ依存症は思っているよりも恐ろしい、皆さんはスマホ依存症にならないようにしましょう、という注意喚起が目的だとします。
スマホ依存症の初期症状など、見た人の共感を得るストーリーを考えるために、感情移入しやすいキャラクターを設定します。
キャラクター設定はYouTubeの視聴者層によっても変わるので、クライアントに相談しても構わないでしょう。
キャラクターが決まると一気に物語が膨らんでいくので、視聴者の興味がどんどんそそられるようにストーリーの肉付けをしていきます。
まずは視聴者が共感できる依存症あるあるを紹介しながら、ストーリーが進むにつれてスマホ依存の恐ろしい部分(不安症状や禁断症状)についても紹介していきます。
この時、主人公キャラクター目線で物語を進めるか、第三者の目線で進めるかによっても印象がガラッと変わってきます。
また会話が中心となってストーリーが進んでいくのか、そうでないかによっても構成が変わります。
いずれにしてもテーマと目的が明確でキャラクター設定がしっかりされていれば、ストーリーが自ずと展開されていくはずです。
実際、クラウドソーシングでの仕事においては
・テーマ
・最終的なオチや方向性
などが決められている場合も多々あります。
「物語なんて作れない‥!」と恐れずに、まずは初心者向けの案件を受注してみましょう。
シナリオ作成の感覚を掴むことができれば、どんどんステップアップしていきます。
またYouTube上には、既に動画になった【お手本】がごろごろと転がっています。
再生回数の多い動画の構成を真似てみても良いでしょう。(もちろん内容をそのまま真似てはいけません)
一般的なWEBライティングが苦手な人でも、シナリオならスラスラと書けてしまうという人も多いはずです。
YouTubeシナリオライター|3つのメリット
それではYouTubeシナリオライターの3つのメリットについて紹介します。
安定した高い需要がある
最近YouTubeを見ていると、解説系の動画、マンガ方式のストーリー動画などがとても多いことに気付きます。
子供向けの知識・雑学系のものから、大人向けの実話ベースの物語など、ジャンル・内容は多岐にわたります。
視聴者の共感をさそう動画は視聴回数も伸びやすいため、作成している制作者も多いでしょう。
そのためクラウドソーシングでたくさんのシナリオライターを募集しているのです。
長期継続が見込める
WEBライティングの仕事もそうですが、シナリオライターの仕事に関しても長期継続が見込めるでしょう。
一度案件を受注すると、「次もお願いします」と依頼してくれるクライアントが多い印象です。
なぜなら、制作者(クライアント)のチャンネルの特徴や視聴者層・ターゲット層などをその都度説明する手間が省けるため、クライアント側にとっても同じ人に長く続けてもらったほうが都合が良いからです。
もちろん継続的に依頼してもらうには、納期を守る・レスポンスを良くするなど基本的なビジネスマナーを守る必要もありますね。
動画の再生回数によって単価が上がる場合が多い
WEBライターとの大きな違いはここでしょうか。
YouTubeは再生数が非常に大事なポイントとなってきますので、再生数の高い動画のシナリオライターは評価が一気に高まります。
クライアントによっては再生数によって特別報酬を支給する場合もありますので、やりがいも大きいですよね。
質の高いシナリオを書き続けることでシナリオライターの評価は上がっていきます。高評価が単価アップに繋がっていくことは間違いありません。
YouTubeシナリオライターのデメリットとは
対して、シナリオライターのデメリットを挙げてみます。
初心者向けの案件は低単価のものが多い
シナリオライターを未経験から始める場合は、クラウドソーシングの「初心者OK案件」から始めることになると思います。
採用されやすい反面、低単価である場合が多いことがデメリットでしょう。
しかしさきほどのメリットのほうでも申し上げたように、シナリオライターの仕事は長期継続が見込めます。
継続していくことで必ず単価は上がっていきますから、初心者のうちは少し我慢。
筆者もWEBライター初心者のころは、文字単価1円未満の仕事をたくさんこなすことで経験値を上げていきました。
経験に伴って報酬単価は上がっていきますので、モチベーションを切らさずにお仕事していきましょう!
YouTubeシナリオライター案件の受注をするには
YouTubeシナリオライターの仕事を受注するなら、まずはクラウドソーシングに登録しましょう。
クラウドソーシングに登録するなら、まず業界大手の
・ ランサーズ
がおすすめです。
まずはプロフィールの作成など登録作業が必要ですが、そんなに時間はかかりません。
ランサーズの登録に関しては、以下の記事も参考になさってください。
登録が済んだら早速案件を探してみましょう。
今回はランサーズからお仕事を探してみました。
「仕事を探す」から検索窓に「シナリオ 台本」と入れて検索してみまたところ、4,000件以上の案件がヒット。
以下のような案件がたくさんありました。もちろん初心者向け案件も数えきれないほど掲載されています。
クラウドワークスでの仕事に慣れてきたら、X(旧Twitter)などでも仕事を探すことが可能です。
またブログやnoteなどで自分のポートフォリオを作成することで、外部から仕事を受注するチャンスを作ることができます。
視聴者の感情を揺さぶるYouTubeシナリオを書こう
視聴者の感情を揺さぶるシナリオを書くことができれば、仕事が次々と舞い込んでくることでしょう。
こういったテクニックの部分は、プロから学ぶ方法が一番の近道です。
ライティングの能力はさまざまな仕事に応用可能。
シナリオライティング、コピーライティング、WEBライティング、ブログアフィリエイトにも。
筆者がおすすめする「YOSCAあなたのライターキャリア講座」 は、ライティングに関する思考力を一気に学べて、実践力が格段にアップする講座。
読者の感情を揺さぶる文章が書けるようになります
筆者も個人で仕事をするようになって5年ほど経ちますが、ライティングスキルを持つことは個人で仕事をする上で非常に有効だと思っています。
\ライティングスキルは必ずあなたの戦力になります/
自分で稼ぐ力を養おう
YOSCAのライター講座、詳しい記事はこちら
得意な人はぐんぐん収入UP!YouTubeシナリオライターは魅力的な仕事でした
今回は、YouTubeのシナリオライターについて解説いたしました。
よく目にするYouTubeの解説動画など、全てにはシナリオ・台本の存在があるのですね。
膨大な数の動画が毎日アップされている中でたくさんのシナリオライターさんが台本を書いていますが、需要が増えるばかりでライターさんの数が足りていません。
市場が拡大している今がチャンスです。
まずは何事も経験。仕事を受注してみることから始めてみましょう。
シナリオが書けるようになれば、いずれ自分でYouTubeチャンネルを開設してもOK。
自分のチャンネルが開設できれば、視聴回数に応じて広告料も入ってきますね。
動画編集は外注できますが、基礎さえ学べば自分で編集を行うことも可能です。
在宅ワークで、フリーランスで働いていくために、お互い新しいスキルをどんどん獲得していきましょうね!
筆者もまだまだがんばります^^
それでは本日はこのへんで。
読んでいただいてありがとうございました。
社会保険の給付金をもらいながら仕事をお休みして、在宅ワークの準備を始めませんか。