HSPのせい?仕事が辛くて仕方がない
HSPはどうして仕事が辞めづらいの?
HSP主婦に向いている仕事を知りたい
今回の記事ではこういった悩みを一緒に解決していきます。
私もHSPと社交不安の気質を併せ持っていて、経験上この気質自体を変えることはなかなか難しいと思っています。
ただ、HSPの人は自分の気質を知ることで状況に応じて環境を変えたり、辛いことを少しずつやり過ごせるようにもなってきます。
この記事を読めばHSP特有の気質(メリットやデメリット)が分かり、仕事を続けるコツや向いている仕事が分かります。
働く主婦が自分らしさを失うことなく輝いていけるよう、一緒に頑張っていきましょう。
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HSPとは病名ではなく「気質」⇒仕事に大きく影響する可能性も
まずHSPについて少し触れておこうと思います。
ここ数年で話題になってきたHSPとは。
Highly Sensitive Personの頭文字で、感受性の強い繊細な人の気質を現した言葉です。
「繊細さん」などと呼ばれたりもしています。なお、HSPは病名ではありません。
HSPは以下のような特徴があります。
- 場の空気、人の機嫌などの情報を深く受け止めて処理しようとする
- 過剰に刺激を受けやすい
- 周りに共感しやすい
- 心の境界線が薄い
- 多くの人がいる場所などで非常に疲れやすい
- 自己肯定感が低い
HSP気質の人の中には、強い社交不安障害を抱える人もいます。HSPは病気ではないから、と自分で判断をせず、生活に影響が出るほどの症状が出る場合は信頼できるお医者さんに相談してください。
HSPの気質とは
HSPは周りの人の機嫌や顔色を過度に意識したり、ささいなことで深く考えすぎて悩み、自分を追い込んだりしてしまいます。
感情を揺さぶられやすく、自分の心と他人の心との境界線があやふやです。
他人の思考に引きずられてしまうことも多く、時に本当の自分についても分からなくなってしまいます。
他の人から見たら大したことがないようなことで延々と悩み、暗い淵に入り込んでしまうことも。
人間関係が大きく影響する場所でつらいことが続くと、そのまま「うつ状態」に入ってしまうこともあります。
気質とはいえ本人にとってはとてもつらいことです。
またHSPは、自分がこういう気質であることを誰にも言えません。
私はこうやってブログ上では申告していますが、知人にも、もちろん職場の人にも自分がHSPであるとは言ったことはありません。
この気質を人に知られたくないからです。
芸能人の方が「HSPです」と申告してちょっと話題になりましたが、影響のある立場の人が自ら発信することで、世間のHSPへの理解を深めようとしてくれているのだと思います。
ただ、家族や職場の信頼できる人には伝えられるなら伝えておいてください。(私は唯一、夫には話しています)
助けになってくれる人がいるはずです。
HSPさんは、全てを心のうちにしまい込もうとすると余計にしんどくなりますから。
不安要素があると、それに全てのみこまれてしまう
私は、何かひとつ負の要素を感じると、その部分がどんどん頭の中で大きくなってきます。
その負の要素があることで、その時に楽しいことがあったとしても全て負に飲み込まれてしまうのです。
頭の中が「嫌な事」でいっぱいになって、それ以外のことが全く考えられなくなる…
よく私は夫に「色々気にしすぎ。自分からしんどい環境を作り出してる」と言われていました。
渦中にいる時は分からないのですが、あとから考えてみると(どうしてそこまで悩む必要があったんだろう?)ということもあります。
HSPはとても辛いですが、自分を客観的に眺めてみることで状況が良くなる場合もあると感じます。
【HSP主婦】仕事を辞めたいと思う5つの理由
HSP主婦が仕事を辛いと感じる理由は、以下の5つです。
- 気になることがあると気持ちを全てそっちに引っ張られる
- マルチタスクがこなせず辛いと感じる
- なんでも完璧にしようとしてしまう
- 職場で気をつかい過ぎて心身共にヘトヘトになる
- 「できません」が言えない
気になることがあると気持ちを全て引っ張られるため
HSPさんは気持ちの切り替えがなかなできません。
自分の気持ちを無理矢理おさえこむ事をずっとやってきているので、それが習慣づいています。
強く意識しないと、気持ちを切り替えることが難しいのです。
そして気持ちが切り替わらない限り、ずっとその事が気になって引っ張られてしまいます。
マルチタスクを上手くこなせないことがあるため
マルチタスクとは、複数の作業を同時に行うことをいいます。
仕事の場面では、どうしてもマルチタスクを抱えてしまうことが多くなります。
HSPさんは何かひとつに集中することは割と得意ですが、並行して作業を行うことが苦手です。
他人の目が気になる職場ではそれが顕著に表れてしまい、デスクに座っている事さえつらくなることが私もありました。
仕事を完璧にしようとしてしまうため
HSPさんには「完璧主義」な人が多いとも言われています。
「こうでなくてはならない」
「こうしないといけない」
「こうあるべきだ」
と思ってしまうのです。
また、以下のようなことが常に頭の中にあります。
仕事をやるからには完璧にやらないと相手に申し訳ない
誰かにミスを指摘されたり、注意されるのが怖い
完璧でないと自分は嫌われてしまう(自己肯定感が低い)
以上のような理由から、何に対しても(そもそも無理なことでも)完璧にこなそうとしてしまいます。
働く主婦は育児もしなくてはならないので、時間が限られています。
保育園にお迎えの時間が迫る中、焦って仕事をしていればミスもあるかもしれません。
どうしてもそういう場面が増えてくると、HSP主婦はだんだん息苦しくなってきます。
職場で気を遣い過ぎるため
HSPさんは周りの人の顔色や声色を常に意識して過ごしています。
私も外ではいつもそのようにして過ごしてしまいます。
夫からは「気にしなきゃいいのに」と一言で片づけられてしまうのですが、本人にとっては深刻です。
相手(特に苦手な人)の言葉や表情を深読みしてしまい、些細な一言でズーン…と落ち込んだり。
そしてそれをずっと引きずります…。
自分の発する言葉ひとつとっても、(あれでよかったかな)(あの言い方、気に障ったかもしれない)などと後からクヨクヨと考えることがあります。
グループLINEなどでもそうです。
(さっきの発言、変な風に受け取られてたらどうしよう!・・・取り消したい!)とか。
このように何をやるにも考え過ぎてしまうので、職場からの帰り道ですでにヘトヘトになっています。
働く主婦はその後子どもを迎えて、家でのワンオペ育児に突入したりするのですから、心身共に疲労感がすごいことになります。
「できません」が言えないため
なぜ「できません」が言えないのだろう…。 これは本当に今でも私の悩みです。
やはりこれも、人とのかかわりが苦手なHSPさん特有のものかもしれません。
かつて職場で「これ、来週までにやっといてくださいね。」とキツめに言われた時、「分かりました」としか言えませんでした。
明らかにできない仕事の量にもかかわらず、です。
でもこれは(相手が意地悪かどうかは置いておいて)、相手にとってもすごく迷惑な事だと思うんですよね。
「できないなら、できないと言ってよ」と思っていたでしょう。
「できます」と言った手前、土曜日も出勤して仕事をしたりしましたが、今思えば、できないことには「できません」もしくは「ここまでならできます」とハッキリ言うべきでした。
HSP主婦が働く上での【メリット】
そんなHSPさんにも、メリットがたくさんあります。
- 周囲に気を配るため、好かれやすい
- 後輩への指導などが丁寧
- 困っている人の手助けをする
- 相手の表情の変化をすぐに読み取れる
周囲に気を配るため、好かれやすい
HSPさんは基本的に人との摩擦や対立を好みません。
常に、人に嫌われたくないと思っています。
よってお人好しで穏やかな人の印象になりやすく、好かれやすいと言えます。
(ただし、HSPさんは本当の自分がどの自分なのかが分からなくなることが多く、「好かれているのは本当の私?」と気になってしまうこともあります)
後輩への指導などが丁寧
自分が言われてイヤな事、されたら困ることが緻密なレベルで分かっているので、それをふまえて相手に接することができます。
また相手の表情から感情を読みとることが得意なので、先回りして助言したりできます。
このように後輩などに丁寧・親切に仕事を教えることができますので、仕事の上ではメリットと言えるでしょう。
ただ、お願いや依頼を断れないHSPさん。
必要以上に頼られても、自分のことを後回しにしてでもやろうとしてあげるので、非常に疲れると思います。
困っている人の手助けをする
職場で困っている人がいたら、つい手伝ってしまいます。
手伝った相手から感謝されると非常に嬉しいですよね。
ただし、あっちもこっちもと手助けをしてしまうと、後で自分が大変になることもあるので少し注意が必要です。
相手の表情の変化をすぐに読み取れる
HSPさんは相手の表情や声色の変化の察知能力に長けています。
よって、不穏な空気を読み取ったらすぐに対応することができますので、仕事上では有利な特質と言えます。
でもこの察知能力が自分を苦しめているということもあるのですが…。
HSP主婦が働く上での【デメリット】
HSP主婦の場合、メリットが裏を返せばデメリットにもなります。
デメリットを知って、自分を理解することから始めます。
- ハラスメントやストレスのはけ口にされやすい
- 機嫌が悪い人がいると気になって仕事に集中できない
- 仕事を全て一人で抱え込んでしまう(人に頼れない)
- ミスをしたことを引きずる
ハラスメントやストレスのはけ口にされやすい
HSPさんは、職場での人間関係が一番キツイことではないでしょうか。
働くママ・主婦に理解のある職場はまだ少ないと思います。
職場は「育児を応援」という体裁をとっていても、実態が伴っていない会社も多いです。
会社の方針や規約がいくら立派でも、単に現場にしわ寄せがきているだけではあんまり意味がないですよね。
産後復帰したHSPの主婦は、そういった人々のハラスメント対象になったり、ストレスのはけ口になったりすることがあります。
(筆者がそうでした ^^; ↓辛かった時のこと、noteに書いています ↓ )
機嫌が悪い人がいると仕事に集中できない
職場には大抵、機嫌悪そうにしている人がいます。
機嫌悪い人はだいたい周りにその空気を巻き散らかしています。
普通は「またあの人、機嫌悪そうにしてるよ。」と受け流したいところですが、HSPの人はとても気にしてしまいます。
ひどい場合は(私、何かしたのかな?)と勘繰ってしまうのです。
仕事を全て一人で抱え込んでしまう(人に頼れない)
HSPの人は「できません」が基本的に言えないため、仕事を一人で抱え込むことが多くなります。
また、人に手伝いを頼むことも苦手です。
人にものを頼むのがすごく上手な人がいます。
職場でもいましたが、HSPの私からすると惚れ惚れするほど上手に人に頼みごとをしていました。
そして相手からも、全く嫌がられてないんですよね。むしろ嬉しそうに見える。
すごく羨ましいなあ、と思っていました。
ミスをしたことを引きずる
仕事でミスをすることは誰でもあるのですが、HSPの人はずっと引きずってしまいます。
頭を切り替えて、次からミスをしないようにする人が多いかと思いますが、HSPさんは(またミスしたらどうしよう)とネガティブになってしまいます。
HSP主婦が仕事を辞めたいと思っても辞められない理由
- 辞めるということを言い出せないから
- 仕事を辞めたいと思う自分をダメ人間だと思ってガマンしてしまうから
- 辞めることで周りに迷惑が掛かってしまうと思うから
- 子どものためにも、ここで踏ん張らないといけないと思ってしまうから
このようにHSPの人は何かがあっても全て自分が悪いと思ってしまって、限界までガマンをし続けてしまいます。
もし引き止められたりしたらますます辞めづらくなってしまうのが、HSPさんの特徴です。
HSP主婦が自分らしく仕事をしていくための5つの策
HSP主婦が自分らしく仕事を続けていくにはどうしたらよいのでしょうか。
まずは何よりも、自分の気持ちに正直になることが大切です。
- 環境を変える(転職をする)
- 無理をしない働きかたにシフトする
- 一人でかかえこまず、信頼できる人に相談する
- 収入よりも心身の健康を優先する
- やりたい仕事だけに全力を注ぐ
環境を変える(転職をする)
職場環境を変えれば解決する場合があります。
HSPさんが悩むのは、ほとんどが人間関係だからです。
長期間悩んで辛い状況であれば、転職活動をこっそりと始めてみましょう。
今は一人一人をサポートしてくれる転職エージェントがたくさんあります。
自分の気質や希望を伝えて、条件に合う仕事を探してみましょう。
一度退職してブランクを空けてしまうと、再度就職するにはハードルが高くなってしまいます。
せっかく積み上げてきたキャリアを中断させるのはもったいないですから、転職の道を考えてみてください。
無理をしない働きかたにシフトする
HSPさんは、自分でも気が付かないまま無理をして働いてしまいます。
人の顔色をうかがって、余計な仕事まで「私がやります」と抱え込んだり。
自分の仕事で手一杯なのに、他の人の仕事を率先して手伝ったり。
育児で時短勤務なのに、「できません」が言いづらくて土日も出勤したり。
とにかくキャパシティ以上の「無理」をしがちなHSPさん。
「できません」を言って、無理のない働き方にシフトしていきましょう。
一人でかかえこまず、信頼できる人に相談する
人に相談することもHSPさんは苦手ですが、できるならば信頼できる人に話をしてみることをおすすめします。
私は会社が辛くて仕事を辞めましたが、誰にも相談しませんでした。
しかし辞表を提出したあと、別の部署の方からどうして辞めるのかと聞かれ「時短勤務では仕事の量がこなせず、限界でした」と答えたんですよね。
すると「そんな…。辞める前に相談してくれたら。うちの部署に欲しかった」と言われました。
もし私が一人で悩まずに誰かに相談していたら、違った道があったかもしれません。
だから辞めると決める前に、誰か信頼できる人に相談をすることは、決して無駄ではないと思います。
やりたい仕事を見つけて【全力】を注ぐ
「やりたい仕事」というのは、自分らしく働けて、全力を惜しみなく注ぐことができる仕事のことです。
今の仕事に固執せず、別のところに目を向けてみると世界が広がります。
私は正社員を辞めた後にWEBライターの在宅ワークを始めました。
最初は大変でしたがWEBライターに全力を注ぎ込むことができたのは、自分がやりたかった仕事だからです。
パートと兼業することで収入面もあまり落とすことなく、好きな仕事を始めることができました。
こうして思うのは、やはり仕事には「やりがい」が必要だいうことです。
ちなみにWEBライターなどの在宅ワークは、とてもHSPさんに向いている仕事だと思います。
このように必ず自分の気質を活かせる仕事があるはずなので、探してみてほしい!
HSP主婦に向いている仕事を探そう|大切なのは「仕事環境」
HSPは環境に影響を受けやすいと言えます。
仕事環境が良ければ特性を活かして仕事もバリバリできるのですが、環境が良くないと途端に仕事が辛くなってしまいます。
仕事を辞めたいと強烈に思う時は、その職場が合っていない可能性があるのです。
仕事を辞めたいと思う自分を責めるのではなく「環境を変える(=職場を変える)いいきっかけになるかもしれない」、くらいに思いましょう。
まずは自分に合った職場を見つけられるよう、思い切って行動してみます。
転職エージェントを使って転職する
正社員でずっと働いてきたという方は、キャリアを中断させてしまうのは非常にもったいないです。
育児との両立がしんどいのは、たった数年間だけだったりします。
子どももある程度大きくなるころには仕事との両立にも慣れてくるでしょう。
なにより、正社員は安定収入がある上に福利厚生の手厚さも魅力的です。
また正社員を続けることで、将来受け取る厚生年金の額も増加します。
よって、できればキャリアをストップさせずに転職できれば一番良いですよね。
主婦が転職を考える場合は、担当者に相談できる「転職エージェント」の利用をおすすめします。
育児と仕事をしながら自力で転職先を探すのは、正直言って困難です。
転職エージェントは希望の叶う転職をするためのノウハウを持っており、一人一人に合わせた転職を支援してくれます。
女性のキャリア形成に理解のある企業を紹介してくれる場合もありますので、まずは無料で相談してみてください。
⇒ 転職エージェントはリクルートエージェントがおすすめ。自分に代わってエージェントが交渉してくれます。
派遣社員として割り切って働く
また、派遣社員として割り切った働き方をする方法もあります。
派遣社員は正社員と違って、自分のライフスタイルに合わせて仕事を選ぶことができます。
育児中の主婦が派遣社員になるメリット
- 勤務地の条件から選べる
- 勤務時間の条件か選べる
- これまでのキャリアを活かせる
- 責任のある仕事が少なく、負担が少ない
なお、派遣社員のデメリットも考慮しておく必要があります。
- 時給計算のため収入が安定しない
- 契約期間があるため雇用が不安定
キャリアを中断せず仕事を続けることができますので、育児が大変な期間だけ派遣社員として働くという方法もあります。
勤務地と時間を選んで働くならマイナビスタッフがおすすめです。
マイナビスタッフでは在宅で働ける事務仕事もありますので、検索してみてください。
パートと在宅ワークを始める
次に、パートと在宅ワークの兼業について紹介します。
私は正社員を辞めた後、パートと在宅ワークを始めました。
パートは子どもを保育園に預けてから夕方まで勤務。
最初に残業は基本的にはできない事を告げていたので、働きやすかったです。
在宅ワークはパートが休みの平日を中心に、子どもが寝た後や朝早く起きて作業をしていました。
私が選んだ在宅ワークはWEBライターです。「ランサーズ」というクラウドソーシングに登録して始めました。
\自分でも書けるWEBライター案件が見つかる/
会員登録は無料!
私は文章を書くことが嫌いではなかったので、抵抗なくWEBライターの仕事を始めることができました。
今もWEBライターの仕事を続けています。
未経験で始めるにはおすすめの在宅ワークですし、パート代くらいなら無理なく稼げるお仕事です。
専業になって頑張れば、もっと上も目指せるのがWEBライターの魅力。
WEBライターの始め方についてはこちらの記事も参考にしてください。
ここからは余談ですが…
私がパートに選んだのは、職場に主婦が多い業種でした。
パートは基本的に女性が多いので仕方がないですが、やはりそこも暇さえあれば「噂話」「陰口」…。
そういった女性社会の独特な雰囲気は苦手な人もいるでしょう。
でも私は(パートは探せば他にもあるから、イヤになったら気軽に辞められる)と思っていたので、あまり気にならなかったです。
悪口や噂話が始まれば、そっとその場から離れるか、ただ微笑んで聞き流すことに徹していました。
またHSPにとっては凄く苦手な事を、あえてやってみたりしました。
例えば…
- できない事はできないと言ってみる(←言うのはすごくドキドキするけど)
- 人をどんどん頼ってみる(←こちらが心を開くと相手も開いてくれる!)
もちろん、仕事は全力で真面目に取り組んだ上で、です。
すると、コミュニケーションも特に問題なく円滑に進んだんですよね。
今までやったことがないことをやるのは緊張しますが、自分次第で良い環境を作ることもできるんだなぁと思いました。
パートをしながら資格を取得して実力を上げる
次に、パートをしながら資格取得をする方法を紹介します。
経済的に少し余裕があれば、この際のんびりパートをしながら、空いた時間に資格取得の勉強をするのもおすすめです。
HSPさんは一点集中が得意ですので、「この資格を取る!」と決めれば必ずやり遂げることができると思います。
今まで自分がたずさわった仕事や好きなことに関係する資格でも良いですし、全く新しいことにチャレンジしてもいいですね。
大人になってから学ぶのは、ワクワクします。
今は様々な資格があり、選ぶ段階から楽しいですよ。
■WEBライティング実務士の資格を取ってWEBライターになろう!「ヒューマンアカデミー」の通信講座についてはこちら
■未経験からでもプロの美容ライターになれる!30代~40代の女性にも特におすすめです。
子育てが落ち着いた段階でまた仕事を始める際にも、資格は有利になります。
また今は在宅でスキル販売を簡単にすることもできるので、自分のスキルをコンテンツとして販売するやり方も模索できますよ。
本当にHSP?症状が強い場合は診断書をもらって会社を休もう【休業補償】
HSPはあくまでも「気質」を表した言葉です。
よってその中には、自分が気付いていないだけで、より深刻な身体の不調を抱えている人もいるかもしれません。
HSPという言葉でひとくくりにせず、あまりにも辛かったり夜眠れなかったりご飯が食べられなくなったりしたら、迷わずお医者さんに行ってほしいです。
お医者さんの診断が下れば、会社をしばらく休業することもできます。
休業の種類(元人事部が簡単に説明します)
会社で雇用保険や健康保険に加入している人が休業すると、一定の条件のもとに補償が受けられます。
補償の種類 | 内 容 |
---|---|
労災の「休業補償」 | 業務上の怪我や病気での休業に対して支給される |
健康保険の「傷病手当金」 | 業務外での怪我や病気による休業に対して支給される |
休業補償、傷病手当金の詳細についてはこちらを参照してください。(外部サイトが開きます)
私はかつて人事部で10年以上働いていましたが、その中で何人もの社員の休業手続きを行いました。
もちろん怪我もありましたが、圧倒的に多かったのが心の病による休業です。(うつ病)
休業するともらえるお金について、細かいことは省略して簡単に説明します。
休業補償は直近3カ月の平均賃金の8割が支給されます。
傷病手当金は12か月の標準報酬月額※を平均し、その金額の3分の2に相当する金額が支給されます。
(※社会保険料を算出するときの給料の等級)
私が人事部にいたのはもう5年以上前なので、当時はHSPという言葉も聞いたことがありませんでした。
休業している社員の診断書には「うつ病」とか「うつ状態」、「自律神経失調症」などと記載されていました。
あくまで私が感じたことですが、その社員らは総じて「HSP」のような気質を持ち合わせていたと思います。
ある人は1年半の休業後復帰しようと頑張りましたが、会社近くの駅にたどり着くとそこから足が動かなくなりました。
それでまた、家に帰るのです。
それを繰り返していましたが、ついには復帰することなく退職されました。
基本的に超真面目な人が多く、物事を深く考える人たちでした。
HSPが何かをきっかけに「うつ病」などに発展してしまう可能性もあるのかな、と思います。
会社に後ろめたい気持ちは持たなくていい
HSPさんは基本的に自分が悪いと追い詰めてしまい、(こんなことで会社を休むなんて)と思いがちです。
しかし強い症状が出ていて辛い場合はもはやHSPの枠は超えています。
病院に行き、診断書を取得すれば「傷病手当金」をもらいながら会社を休むことができます。
受給期間を過ぎても治らず仕事に復帰できない場合は、延長もできます。
信頼のおける専門家のサポートを得て、社会保険給付金を長期にわたって受給することもできます。
詳しくは以下の記事を読んでみてくださいね。
これからの事をゆっくり考えるためにも、身体と心を元の健やかな状態に戻すためにも、休業することも視野に入れてほしいです。
休んでいる期間で資格を取得したり、在宅ワークの道を模索したり、ブログでアフィリエイトを始めても良いんですよ。
会社への後ろめたい気持ちはこの際捨て去って、自分と家族の明るい未来を想像していきましょう。
HSP主婦で仕事が辛い人は、家族の明るい未来をゆっくり考えてみよう
HSPさんはまず、自分のこともきちんといたわって考えてほしいです。
だから今の職場が辛いのであれば、環境を変えましょう。
新しい環境に飛び込むことは、それはそれでストレスもあります。
でも今のままガマンし続けるより100倍マシです。
子どもはママが大好きなので、イライラしていたり調子が悪そうにしているママを見て幼心に心配しています。
子どもの前で笑顔でいられる仕事をしたいですよね!
なんのために働いているのか、もう一度考えてみよう
- 家族の、子どもの明るい未来のため
- 自分の生きがいを見つけるため
- 自分でもある程度自由に使えるお金を稼ぐため
世の中は少しずつですが、主婦が働きやすい方向に向かっています。
環境が変われば、また色々なことに考えを巡らせる余裕もきっとでてくる!
では今日の記事をまとめて終わりにします。
■HSP主婦は自分を知って、メリットを活かせる環境で仕事をしよう
- 転職エージェントに相談して適職を見つける
- 派遣社員としてキャリアを維持しながら働く
- パートと在宅ワークを始める
- パートしながら資格を取得する
■体の不調などの症状が強い場合は会社を休業するという方法もある
- 休業補償をもらいながら心身を癒やし、次の手をゆっくり考える
- 会社に後ろめたさは感じなくて良い!
それでは本日はここまでとなります。読んでいただいて、ありがとうございました。